4月から植物学者の牧野富太郎を主人公とした朝ドラ「らんまん」が始まりました。
私は子供の頃から花や植物が好きで、お花屋さんになりたいと思っていた時期もあり、
そのころ読んだ牧野富太郎の伝記はとても心に残るものでした。
真似して押し花標本を作り、夏休みの自由課題として提出したこともあります。
その牧野富太郎が主人公、そして主人公を務めるのは神木隆之介さん♪
朝ドラ「らんまん」の始まりを心待ちにしていました。
伝記はうろ覚えですが、とにかく植物が大好きでいくらでも調査したくて、
そのための苦労や労力、時間、お金等を全く惜しみませんが、
周りの方にはいろいろ迷惑をかけたりお世話になったりだった気がします。
でも、それまでの日本にはいなかった偉大な植物学者になり、日本植物分類学の基礎を築き、
今なお、その素晴らしい写生力と徹底した調査の記録は立派な図鑑として使われています。
本校高校図書館にも、冒頭画像の貴重な図鑑があります。
『原色牧野植物大図鑑』 北隆館 本編・続編全2巻
1,000ページにも及ぶ大きくて高価な図鑑。
総索引から調べてみたら今朝のドラマに登場した「ジョウロウホトトギス」も載っていました。
毎朝のドラマで植物の名前を知れるのも楽しく、半年はこの図鑑が手放せなくなりそうです♪
同じく高校図書館にある
『牧野富太郎 なぜ花は匂うか』 牧野富太郎 平凡社
奇しくも、表紙が富太郎による「ジョウロウホトトギス」の絵でした。
物を言わない植物の不思議をテーマにした
上橋菜穂子著の『香君』もちょっと思い出しました。
中学校図書館には
『牧野富太郎【日本植物学の父】生涯植物を愛し続けた研究者』 清水洋美 汐文社
があります。
都内に練馬区立牧野記念庭園があるようなので、いつか行ってみたいです。