衆議院選が終わり、
終わってみれば解散前以上の座席を獲得した与党の圧勝でした。
「排除」…人に対して使う言葉ではない、と苦々しく思っていたのですが、
この選挙で「言葉」の持つ力を改めて感じました。
思っていること、考えていることはどんなに体裁を繕っていても表に出てしまう、
周りの人にはちゃんと伝わってしまいます。
それからちょっと怖く思ったのは、街頭演説の聴衆の雰囲気。
マスコミの画像で見たのですが、今回の選挙はプラカードが大流行、
候補者の裏側に立って必ず映るようにしたり、
また、それへの対抗として集まったすべての人に党の応援カードを渡す、
さらに大きな日の丸が何本も降られて、それらをTVカメラに撮ってもらう。
日の丸ってそういう時に使うもの?
こうやって集団を誘導してその気にさせ、
TVを見ている人にも「こんなに支持者がいる」と思わせる、恐ろしいことです。
集団を興奮状態において考える力を失われさせているようです。
本校の選挙権を持っている3年生たちはみんな選挙に行ったかな?
これから先のみんなにかかわる大事な選挙、権利を大切に使ってほしいです。
選挙期間中、ずっと天気が悪かったですね。
そして、選挙日当日は台風がちょうど日本を直撃という、
ある党にとって有利な天気でもあったのでしょう。
この地でも今日未明は暴風雨となり、県内各地で被害が出ています。
お昼ごろには、久し振りにとっても綺麗な青空が!!
気分が全く違います♪