昨日、娘とクラシックの演奏会へ行ってきました。
会場は池袋の東京芸術劇場、素敵なパイプオルガンのある2,000席の大ホールですが、
プログラムがピアノコンチェルトなので、パイプオルガンの前に反響版が置いてありました。
やっと取れたチケットは、1階席で後ろのほうでしたが割と近い感じがしました。
日本フィルハーモニー交響楽団の第222回サンデーコンサート、ピアノソロは反田恭平さん!
反田さんの演奏をこの半年に3回も聴きに行ってるって、完璧に追っかけ化しています。
4月には佐渡裕さん指揮でラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番、パワーあふれる演奏に圧倒され、
7月にはリサイタルで様々なピアノ曲の音色を聞かせてくれました。
今回のプログラムはオールショパン♪ ワクワクが止まりません!
指揮:梅田俊明
ピアノ:反田恭平
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
≪プログラム≫
・ショパン/ダグラス(編):「レ・シルフィード」より
プレリュード/ワルツ/華麗なる円舞曲
・ショパン:ピアノ協奏曲
第二番 ヘ短調 Op.21
第一番 ホ短調 Op.11
~アンコール~
・ショパン:子犬のワルツ
この協奏曲はショパンが19歳、20歳の時に作曲したもので、早くから現れていた非凡な才能を感じます。
正規の古典的形式による協奏曲はこの2曲だけだそうで、1度に2曲聴けるまたとないチャンスでした♪
ピアノ協奏曲としてはとてもメジャーで「のだめ」でも演奏され、聴いたことのある方も多いと思いますが、
あらためてショパンのピアノ曲の美しさに感じ入った素晴らしい演奏でした!
この2曲の第2楽章はそれぞれ美しく優美な旋律が続き、
特に、休憩後の協奏曲第1番の第2楽章は引き込まれるような美しい演奏で、
後半部分の「キラリン♪ポロリン♪」が続く部分の絶妙な弾き方に涙が出そうになりました。
(実際、涙をぬぐっていたバイオリニストがいたらしいです。)
アンコールもショパンで、子犬のワルツでしたが、軽妙で素早くくるくる回る子犬が思い浮かびました。
パワーあふれる演奏で重厚なロシア音楽がお似合いと思っていましたが、
このショパンの演奏でまた新たな魅力を再発見です!
家に帰って他の演奏者の同じ曲をCDで再度聴いてみましたが、曲のとらえ方が全く違いました。
演奏後はCDやカレンダー、写真集(チラ見したら背筋が凄かった!)を買ってくれた方にサイン会、
以前に2回もサインしていただいたので今回はパス。
このホールが持っている託児所(素晴らしい!)で待っていたおチビ&チビ姫をいそいそと迎えに行き、
4人で楽しくにぎやかなティータイムとなったのでした♪
(一人、お店の前で爆睡してしまい食べられずに残念な子がいたけど・・・)