今日も一期一会

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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

センター試験

2016-01-17 | 学校のこと
昨日・今日と大学入試センター試験でした。
例年、雪が心配されますが、もしかしたら今夜降るかも。。。
慌てて昨日スタッドレスタイヤを装着し、雪かきブラシと長靴を用意!
本校の3年生が受験しているかと思うと気がかりで、私も家でお勉強&読書。

私の教科は国語なので問題文の出典が気になりますが、今年は以下のようでした。

・評論:土井隆義『キャラ化する/される子どもたち―排除型社会における新たな人間像』
・小説:佐多稲子 『三等車』
・古文:『今昔物語集』
・漢文:盧文弨『抱経堂文集』

例年、話題をにぎわす国語の出題文ですが、今年もある「言葉」がかなり話題に。
それは「やおい」
評論問題文の中に「やおい」が注釈付きで登場し、文章中の意味ではない別の意味も書いてあったのです!
その他、「リカちゃん」「ミニーマウス」「メイドカフェ」「内キャラ・外キャラ」などの言葉を使って、
今の若者が気遺いに満ちた「優しい人間関係」のなかで圏外化におびえる恐怖感を持っている、
そんなことを述べた文章です。
昨年のテーマはインターネットやリテラシー、毎年評論文は現代的なテーマの作品が選ばれています。

小説『三等車』の舞台となっているのは1950年代、高校生の親御さんも生まれていない時代?!
佐多稲子さんはプロレタリア文学の作家として、昭和に活躍された作家さんです。
(長崎生まれなのですね。やはり…と思いました♪)
今まで佐多さんの読んだことがなかったので、何か読んでみようかな。

受験生はこれからが試験本番、体調に気を付けて、最後まで頑張ってほしいです!

そして今日は、阪神淡路大震災から21年。
1週間ほど前、ある方の訃報に接し言葉を失いました。
息子が小学生の頃、毎週お世話になり、まだ現職にあった方でした。
その時の仲間とは親も息子たち(もう26歳)も、20年たっても交流があり、
花輪を供してみんなで(山梨から仕事後駆け付けた方も!)お別れに行きましたが、辛かったです。
生きていても、突然に命が失われることがある…今こうして生きていることを大切にしたいです。