第154回芥川賞・直木賞の選考会が行われ、受賞作が決定しました。
前回芥川賞の又吉直樹『火花』と羽田圭介の話題が大きくて、エッもう下半期?という感じです。
芥川龍之介賞
・滝口悠生(たきぐち ゆうしょう) 『死んでいない者』 (文學界12月号)
・本谷有希子(もとや ゆきこ) 『異類婚姻譚(いるいこんいんたん)』 (群像11月号)
直木三十五賞
・青山文平(あおやま ぶんぺい) 『つまをめとらば』 (文藝春秋)
芥川賞を受賞した滝口氏は、1982年東京生まれの33歳、埼玉育ち。
埼玉県のどこかと思ったら、なんと東京都に接する私の生まれた埼玉県西部の市らしく親近感が♪
2011年に『楽器』で「第43回新潮新人賞」を受賞しデビュー、
前回に引き続き2度目のノミネートで受賞しました。
本谷氏は1979年石川県生まれ36歳、舞台俳優・声優さんでもあり劇団も主宰されているのですね!
芥川賞は4度目のノミネートで念願の受賞となりました。
すでに多くの賞を受賞され実績がある作家さん、芥川賞受賞作はすでに書籍化されています。
受賞作は「夫婦」という形式の魔力と違和を軽妙なユーモアと毒を込めて描かたもので、読みたいです。
直木賞を受賞された青山氏は1948年横浜市生まれの67歳、史上2番目の高齢受賞と言われてますがまだまだお若い。
出版社に18年勤務した後、フリーライター、『俺たちの水晶宮』で第18回中央公論新人賞を受賞。
直木賞は第152回で『鬼はもとより』以来、2度目のノミネートでの受賞で、大本命と言われてました。
前作『鬼はもとより』を読みましたが、時代小説なのに私が読み切れたというのは面白かったから♪
各賞の候補作は以下の通りです。
<芥川賞 候補作品>
石田千 『家へ』 (群像7月号)
上田岳弘 『異郷の友人』 (新潮12月号)
加藤秀行 『シェア』 (文學界 10月号)
滝口悠生 『死んでいない者』(文學界12月号)
松波太郎 『ホモサピエンスの瞬間』 (文學界10月号)
本谷有希子 『異類婚姻譚』 (群像11月号)
<直木賞 候補作品>
青山文平 『つまをめとらば』 (文藝春秋)
梶よう子 『ヨイ豊(とよ)』 (講談社)
深緑野分 『戦場のコックたち』 (東京創元社)
宮下奈都 『羊と鋼(はがね)の森』 (文藝春秋)
柚月裕子 『孤狼(ころう)の血』 (KADOKAWA)
私は今、直木賞候補作の中で大穴か?!と言われていた宮下奈都 『羊と鋼(はがね)の森』を読んでいます。
直木賞候補作はすべて読もうと思っています。
今朝も5cmほど雪が降り、出勤前に一仕事!
今朝の最低気温はマイナス6℃!!寝ていて寒くて目が覚めました。。。
我が家の駐車場前の道は一日中日が差さないので、新雪の下は一面の氷!
スケートリンクのようで危険極まりなし!!転ばないように必死です…