カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

イケてない調理パン

2016-07-22 | 

 特にご飯派・パン派などと区別する必要もないが、しかしどちらかというとご飯の方かもしれないとは思う。朝食はもちろん昼に何か食べるかという選択で、パンである確率はかなり低い。食べないではないが、という程度の意識だが、かなり選択には偏りのある人生を送っているような気もする。
 しかしまあ、コンビニの棚とか、パン屋そのものに並んでいるパンを眺めるのは悪くは無い。むしろ楽しい。考えてみると子供の頃には、学校帰りに(コンビニではない)商店に寄って買い食いをした。駄菓子の場合もあるが、年齢が上がるにつれ、より身になるもの、要するにパンを買って食べることが多くなった。ゴキブリ・パンといえばチョコレートでくるんだ菓子パン。ゲロ・パンといえばピザパン。しかし圧倒的に食べる機会が多かったのは、いわゆるコッペパンに何か挟まっているような調理パンだった。ホットドックの場合もあるし、焼きそばの場合もある(ナポリタンの入ったのもあったと思う)。そうして当時は確か野菜マヨネーズと言ってたが、千切りのキャベツなどが入ったサラダの挟まったパンをよく食べた。
 そんな風に間食として食べるおやつとして、調理パンが重宝した。これを食事の時に食べるというのはあんまり無くて、食べるとしたら副食というか、例えば定食のようなものを食べた後に、デザートとしてまた食べることはあった。当時の胃袋がまことに恋しい。いや、今でも食べることは可能だろうけれど、その結果が当時とは完全に違う。要するに禁断の選択なので、そういうことはもうあり得ないということである。
 しかしながら例外があって、ハンバーガーやサンドイッチだと、軽食としてだけれど、一回の食事にカウントされることがあるような気がする。ハンバーガーは佐世保のように飲んだ〆で食べる、いわゆるラーメンの代わりの食事ということもあるように、それなりにボリュームがある。昼の食事がハンバーガーでも、何ら不思議が無い感じも、だから成立する。不思議なのはサンドイッチで、軽食には違いないが、これが昼食である場合もたまにある。ボリュームはかなり少ない感じだけれど、ダイエット食ということでなくとも、いちおう成立する。子供の頃は大量にサンドイッチを食べたものだが、大人だとコンビニで二袋程度でも一回の食事として成立しそうだ。さすがに一つだと体調が悪いような感じだけれど、それでもおかしいかと言われたら、ぜんぜんそんなことは無いだろう。調理パンなら少ないのに、サンドイッチなら大丈夫なのは何故だろうか。サンドイッチこそ、もっとも正当な調理パンなのだろうけれど、ちょっと不思議な感覚である。
 しかしまあ、最近の調理パンは結構おしゃれに美味しくなって、いかにも本格派というのが増えた。それはそれで大変にいいことだけれど、あのゲテモノくさい感じの調理パンこそおやつにはふさわしい感じもする。しかしながら僕はアンパンだけはどうも苦手で、そういう意味では新世代かもしれないが…。
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