湯津香木とは

2013-04-12 | 【樹木】ETC
 「古事記」に登場する山幸彦が海神の宮で登っていたのは、「かつら」の木である。
 この「かつら」の木は、「湯津香木(ゆつかつら)」とされる。
 今の「桂」の木と思い込んでいたが、そうではないらしい。
 この場面の絵をかつて見た。
 その木の葉は、ハート型で描かれていて、「桂」とばかり思っていた。
 しかし、どうも、木犀(もくせい)であるらしい。
 植物というのは、同じ木でもさまざまに呼ばれたりする。
 また、古名と現在名が異なることもある。
 生半可な知識で思いこむと間違ったりする。


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