草野心平の詩集「第百階級」から、“Spring Sonata 第一印象”の部分。
狂信的な五月の夜を
幾千万万の蛙があがる
水絹色の満月めがけて 冒険の夢をめがけて
光りをめがけて
りーるるる りーるるる
りら りら りら
あがる あがる あがる あがる
四川大地震の前に、震源地に近い道路上は、数十万匹という大量のカエルに覆われたという報道に接した。きっと、カエルは地の底の異変を感じていたのだろう。水絹色の満月をめざすというよりも不気味なものを。
狂信的な五月の夜を
幾千万万の蛙があがる
水絹色の満月めがけて 冒険の夢をめがけて
光りをめがけて
りーるるる りーるるる
りら りら りら
あがる あがる あがる あがる
四川大地震の前に、震源地に近い道路上は、数十万匹という大量のカエルに覆われたという報道に接した。きっと、カエルは地の底の異変を感じていたのだろう。水絹色の満月をめざすというよりも不気味なものを。
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