エリック・ドルフィーは、1928年にロサンゼルスに生まれ、1964年にドイツのベルリンで亡くなっている。
36年の生涯だった。
特別の才能を持ったジャズメンのひとりだ。
ほぼ同世代で一般におおいに評価されているジョン・コルトレーンより、桁違いに魅力を感じる。
コルトレーンは、音楽的にはなにがしかの功績を残したと言っていいのだろうが、人間的には凡庸で、燦めくものがなかったと言えるのでなかろうか。
ドルフィーは、ちょっと表現が難しいが、独特の世界を展開させた。
精神的に高いとか低いとか言うのとは別次元で。
際立つものに接したくて、1964年6月に吹き込まれた「ラスト・デイト:LAST DATE」(フォンタナ-EmArCy)。
この月の29日に死亡。
エリック・ドルフィーは、生前には、余り評価されることはなく、経済的にも苦しかったそうだ。
人って、こういうことよくある。
人の才能と社会的評価は一致しない。
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