1953年、カナダ・トロントのマッセイ・ホールでのライブ録音。
モダン・ジャズの巨人5人による白熱の演奏が収められた一枚「ジャズ・アット・マッセイ・ホール:Jazz At Massey Hall」(debut)。
その5人
チャーリー・パーカー(as)
ディジー・ガレスピー(tp)
バド・パウエル(p)
チャーリー・ミンガス(b)
マックス・ローチ(ds)
もう70年近くも前の演奏なのに、古さを感じさせない。
時代を超えた魅力がそこにあるからか。
5人が発する音がいきいきと輝いている。
若い力の炸裂が感じられる。
演奏者たちの声が聞かれるのも魅力。
チャーリー・パーカーのアルバムで、これまでで一番いい。
ミンガスもローチもしっかりした存在感があっていい。
1,パーディド
2.ソルト・ピーナッツ
3.オール・ザ・シングス・ユー・アー52丁目のテーマ
4.ウィー
5.ホット・ハウス
6.チュニジアの夜
ビ・バップの典型的なアルバムと評されている。
チャーリー・パーカーが、白いプラスチック製のアルト・サックスで演奏したことでも話題になった。