アット・マッセイ・ホール

2022-01-27 | 【断想】音楽

 1953年、カナダ・トロントのマッセイ・ホールでのライブ録音。
 モダン・ジャズの巨人5人による白熱の演奏が収められた一枚「ジャズ・アット・マッセイ・ホール:Jazz At Massey Hall」(debut)。
 その5人
 チャーリー・パーカー(as)
 ディジー・ガレスピー(tp)
 バド・パウエル(p)
 チャーリー・ミンガス(b)
 マックス・ローチ(ds)
 もう70年近くも前の演奏なのに、古さを感じさせない。
 時代を超えた魅力がそこにあるからか。
 5人が発する音がいきいきと輝いている。
 若い力の炸裂が感じられる。
 演奏者たちの声が聞かれるのも魅力。
 チャーリー・パーカーのアルバムで、これまでで一番いい。
 ミンガスもローチもしっかりした存在感があっていい。
 1,パーディド
 2.ソルト・ピーナッツ
 3.オール・ザ・シングス・ユー・アー52丁目のテーマ
 4.ウィー
 5.ホット・ハウス
 6.チュニジアの夜
 ビ・バップの典型的なアルバムと評されている。
 チャーリー・パーカーが、白いプラスチック製のアルト・サックスで演奏したことでも話題になった。