3361*LIVE in Japan

2022-01-08 | 【断想】音楽

 デューク・ジョーダン・トリオの日本でのライブ録音盤をもう一枚。
 「3361*LIVE in Japan」。
 1987年4月の山中湖畔のペンション「ジャズ・イン:3361*BLACK」での演奏である。
 デューク・ジョーダン(p)
 メイジャー・ホーリー(b)
 ジェイク・ハナ(ds)
 演奏曲は、デューク・ジョーダン作曲のもの他、彼がよく演奏するおなじみのナンバーである。
 CDケースの裏面には、演奏風景の写真がある。
 テーブルには、飲み物、棚にはウィスキーとおぼしき瓶がずらりと並んでいる。
 僕もそう言うところで聞きたかったなとつくづく思う。
 デューク・ジョーダンは、2006年に亡くなっている。
 もう、生で聞くと言うことはできないわけだ。
 僕は、今は亡き人のばかり、CDやLPで聞いている。
 なんだか、さみしいね。
 これから、あたらしい展開をつくれるだろうか。
 時折、無性にウィスキーが飲みたくなるときがある。
 ここに、そんなこと書くのはやめとこう。
 「ジョーデュ」、「チョコレート・シェイク」、「ノー・プロブレム」、「フライト・トゥ・デンマーク」・・・・いいなあ。
 何事も、好きにやって、ノー・プロブレムでありたいな。


“抱きしめたい”

2022-01-08 | 【断想】音楽

 チェット・ベイカーの1957年録音のアルバム「エムブレイシブル・ユー:EMBRACEABLE YOU」(Pacific Jazz)。
 リリースされたのは、ずっと時を経た1995年のようだ。
 ベイカーは、1929年の生まれだから、20代の声とトランペットが聞ける。
 ジャケットの写真も若い。
 ベイカーのムードに浸るには、いいアルバムのように感じる。
 とても素直なものに接する気分のよさがある。
 いつまでも若ければ・・・・と思う。
 演奏は、トリオで行われており、ドラムの替わりにギター。
 デイビッド・フェイト(guitar)
 ロス・ヴァクス(bass)
  13曲収録されている。
 1.The Night We Called It A Day
 2.Little Girl Blue(INSTRUMENTAL VERSION)
 3.Embraceable You
 4.They All Laughed
 5.Thre's ALull In My Life
 6.What Is There To Say
 7.While My Lady Sleeps
 8.Forgetful(フォアゲッタフル)
 9.How Long Has Ths Been Going On
 10.Come Rain Or Come Shine(カム・レイン・オア・カム・シャイン)
 11.On Green Dolphin Street(オン・グリーン・ドルフィン・ストリート)
 12.Little Girl Blue(VOCAL VERSION)
 13.Trav'lin' Light


“じっと待つわ”

2022-01-08 | 【断想】音楽

 ノラ・ジョーンズについて、知っていることはほんの僅かだ。
 女性のジャズ・シンガーであること、父親がシタールのラビ・シャンカールであることくらい。
 それに、写真を見ているので、美貌であることを知っている。
 先般、ネットでジャズ関係のことを検索していた。その時、彼女の歌声を聞いた。
 やさしく、嫌味のない声だなあと感じた。
 それで、彼女のデビュー・アルバム「カム・アウェイ・ウィズ・ミー」(2002 BLUE NOTE)を手にすることになった。
 収められているのは、すべて愛の歌。
 この世を生きるさみしさ、愛が、愛するひとが救いとなる・・・・。
 彼女は、1979年生まれだ。まだ若いと言えば、若い。