緊急事態宣言後の3連休明け...。2度目ともなると緊張感も欠如し云々と盛んに報道されており
ますが...。緊急事態だからと言って、個人の自由、権利を国が制限して良いものか?これでは、
戦前・戦中の日本に逆戻りではないか? こういう意見があります。正論です。
他方、いや国民の生命に関わる事態だ。法改正をしてでも人の動きを止めなければならない。
こういう意見もあります。これまた正論です。正論と正論が真正面からぶつかっている昨今、
それでも何かを決めなければならない人たちがいる。リーダーと呼ばれる人たちのことですが...。
かつてBSE等にて、それまで食品は100%安全であると信じられていた事象が根底から覆さ
れる出来事がありました。特徴は1)現行法体系では対応できず、2)何が原因であるのか良く
わからず、そして3)自らが生きている範囲で答えが出ない(かもしれない)領域であること...。
現在の状況がまさにそれ...。20年の時を経てこの問題、再び大きく浮かび上がって参りました。
根底を覗いてみると、我々(一般市民が)過度に信じ込んでいる安全神話(100%安全等々)。
その他、往時を思い出しながら今に当てはめてみようと思っております。続きは次回に。