銚子・角巳之・三代目

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職業選択②

2021年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム

30年前に金融機関に行きたいと思った方々、その多くは金融機関の仕事に魅力や、やりがいを
感じ自らの生涯設計に最適の業種と判断したからであろうと思います。しかしながら記憶を辿る
と、そこで出てきた言葉、金融機関は安定してる、そして“絶対に”潰れない...。

30年後の今、どうでしょうか? まず“絶対に”潰れないということは、“絶対に”ない。これは
証明済み。そして山があれば谷があり、山高ければ谷深しの例えのように、一方向に突出すれば
必ず大きな反作用を伴う。これも然り...。さらに過剰適合の弊害...。

過剰適合...。以前何度か掲載しました。恐竜の絶滅になぞらえて、かつて高名な経済学者さんが
提唱した言葉。要するに、その業界、職場でしか通用しない常識に長年過度に染まっていくと、
やがてその行為自体に疑問を抱かなくなり、やがては組織、個人そのものが朽ち果てていく...。

学部での就職希望者のほぼ全員が金融機関志望...。今考えてもおかしな状況です。そして当時、
農家になりたい、漁師になりたい...実家を継ぐ以外にそんな声は聞こえて来なかったですが...。
職業選択は今の最適ではなくて、未来志向で。農家、漁師...これからの有望産業と思います...。

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