銚子・角巳之・三代目

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共生①

2021年01月20日 | 日記・エッセイ・コラム

鳥インフルエンザの話題と被るかと思いますが...。この風景を見ると“共生”という言葉がしばしば
頭の中を駆け巡ります...。家禽(ニワトリ等)は鳥インフルエンザと、人間は新型コロナウイルス
との戦いの渦中であれば尚のこと...。目に見えないけれどそこに“いる”...。

写真の中に、昨日掲載の雁(ガン)や鴨や白鳥がおります。ここには鳥インフルエンザウイルスが
高確率で存在していると思われます。ただしこのインフルエンザウイルスは低病原性ウイルスと
呼ばれ、長い年月をかけて雁など渡り鳥と共生して参りました。故に大きな問題にはなりません。

しかしながら、この低病原性インフルエンザが養鶏場など、人間が人為的に作った高密度の施設等
で急速に感染を繰り返すうち変異して狂暴化。今度は高病原性鳥インフルエンザとして次々と家畜
(ニワトリなど)に被害を及ぼす訳であります。そして問題はさらに広がります...。

経済動物(ニワトリ)の被害...。経済動物であろうとなかろうと、みな命...。千葉県では先般発生
した高病原性インフルエンザの影響下にある116万羽という途方もない家畜の命が淘汰、駆逐と
いう名のもとに殺処分されました。まさに戦慄(せんりつ)の現場であった...と。続きは次回に。