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今年は丑年...。ネズミの要領良さにしてやられ一番の座を譲ったものの、着実な歩みで12しか
ない座席の一つを二番で確保...。神話、昔話の領域でありますが、牛の遅くとも着実なイメージ
が良く伝わって参ります。しかも牛は神の使いとして神聖な生き物とされております...。
菅原道真公を祀った天神様には必ず、臥牛(牛が足を折って伏せた状態で鎮座している)があり
ます。道真公が丑年生まれであったことや、牛が農耕に欠かせない大切な存在であったこと、
諸説あるのですが牛が日本人の生活にとって不可欠の存在であったことに由来しております。
昨年春先のコロナ第一波の頃、高級食材の一つ和牛は大打撃を受けました。相場暴落、全く
売れない...。昨年末に知人の和牛生産農家さんを訪れましたらだいぶ回復はしているようで...。
これが実需なのか、カンフル剤(補助事業等)の賜物なのかちょっと判断難しいですが...。
牛は高級食肉のイメージ強いですが、それだけでなく米・乳生産との関連など非常に裾野が
広く、かつ時を待たねばならない存在(飼育に2年以上)であります。遅くとも着実に歩む
牛さんが今年の主役...。このこと、昨今の社会情勢へ天神様からのお告げなのかもしれません。