銚子・角巳之・三代目

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歳月人を待たず

2021年01月24日 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、大荒れの空模様の中、大変お世話になった先輩のお通夜に行って参りました。享年80。
先輩と言うより親子ほど年が離れており、血縁関係でもない中で、本当に良くして頂きました。
青春とは人生の有る一時期を指すのではなく、心の様相を言うのだ...。まさにそんな方でした。

お若い頃は、どうも俗に言う道に外れたこと、沢山してこられたようですが、そういう経験が
あったればこそ、悩める後輩を懐深く受け止め、決して多くを語らないのに、そばにいると
何故か心が落ち着くような、そんな雰囲気がありました。謹んでご冥福をお祈りします。

人の価値とは何か?そんなもの関係あるか、死ぬまで生きればいいんだ。確かにそうだろうと
思いますが敢えて、その人の価値を知りたければ、その人の葬儀を見れば良い。お通夜の翌日
に甚だ不遜ながら、価値とは生涯で行ってきたこと。生き様のこと、そう感じました。

そこにいたすべての人が故人との思い出話をあちらこちらで話している姿を見ながら、本当に
慕われた方だったな~と。毎年、お世話になった方が一人、また一人亡くなって参ります。
歳月は人を待たない。今日と言う日は昨日亡くなった人が、生きたかった明日であります。





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