銚子・角巳之・三代目

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10年連続①

2021年01月07日 | 日記・エッセイ・コラム

漕出式も終わり、これから2021年度の漁が本格的にスタートします...。昨年末、銚子港の
水揚げ量が10年連続日本一となったと報道されておりました。豊漁は喜ばしいことであり
ますが、これまた何か複雑な思いでニュースを見ておりました...。

既報の通り、昨年のサバ水揚げ時に見た光景...。船籍が、境港、長崎、愛媛、三重、静岡...。
これに従来の北部太平洋各所(北海道~茨城)他県籍が殆どなのであります...。魚は動いて
いるし、温暖化の影響(魚の北上)もかなりあるようなのですが...。

私が小学生の頃ですから、40年ほど前になりますが、社会科の授業で(当時の)水揚げ
日本一は釧路、次いで八戸。銚子は全国三位の水揚げなんですよ...と、教わったことが有り
ます。統計によると1979年~1991年までの13年連続で水揚げ日本一は釧路...。

何だ3番か、一番じゃないのか?と当時の小学生はそう思い、釧路、八戸ってどんなところ
なのだろうと思ったものです。10年連続で水揚げ日本一ながら、人口も10年連続で毎年
1,000人単位で減少している。これはどういうことか?...。続きは次回に。