銚子・角巳之・三代目

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スイカ畑にて②

2020年07月04日 | 日記・エッセイ・コラム

生産者に聞いたところ、この畑では姫マクラの他、普通のスイカ(大きくて重いヤツ:品種名聞きましたが、
忘れてしまいました)も栽培しているし、珍しいのもありますよ...ということで見せて頂きました(写真
一番上と二番目)...。ブラックジャックと言うのだそうです。

ブラックジャック...。新種の種無なしスイカなのだそうです。外側は真っ黒で、あのスイカ模様は無く、
種なし、しかも糖度は普通のスイカと同等以上あり、あのシャリ感も十分なんだそうです。種なしスイカは
新種改良が非常に難しいとされていたようですが、これまた日本の新種改良技術の賜物だと...。

スイカ畑には、電気柵が張り巡らされておりました...。イノシシ、ハクビシン....、野生動物が出没するよう
です。この電気柵、実がなる前に張るのが鉄則だそうです。野生動物にとっては非常に痛いらしいのですが、
一度スイカの美味しさを学習してしまったら、痛みより美味しさが勝って、荒らしにくるのだとのこと...。

野生動物が、痛みを受けてまでも食べたい...。美味しい証拠じゃないですか...と言えるのは我々、素人の愚見。
苦労して育てたスイカを、一夜にして食い荒らされる生産者の憤りは、筆舌に尽くしがたいものがあります。
それでも毎日畑に...。案内してもらった30代・後継者の後姿に頭の下がる思いが致しました。