銚子・角巳之・三代目

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地政学③

2021年07月08日 | 日記・エッセイ・コラム

最近、地政学と言う言葉を聞くたび、これはそのまま地域のことではないか?と思うこと屡々...。
地域とは銚子市とか旭市という行政区分のことではなく、人間が暮らす地域(その行動範囲)
そのもの...。概ね高校の通学範囲とか選挙の区割りとか、そういう範囲のことを指しております。

私はかつて、市立銚子高校と言う学校に通っておりましたが、銚子市立と言いながら当時ですら
生徒の約半数は市外在住者でありました。現在は約60%が市外とのこと。周辺の高校を見ると
銚子から佐原高校に約50名、匝瑳高校に約50名...。こういう状態であります...。

お隣の鹿島・神栖...。地元スーパーの方に聞きました、この地で牛肉が売れるようになったのは
鹿島(工業地帯)開発が進み、関西から(住友金属はじめ有力企業(当時)職員が移住を開始し
た頃だと...。それまでは豚肉と鶏肉しか並んでいなかった(銚子も同様なのですが...)

その鹿島地区へは銚子から4,000名(統計資料から)近い方が勤務されている。この鹿島が
無かったら、農業と漁業(その周辺産業)だけで街は維持できたのだろうか...と。地域と言う概念
を行政区分と誤認してしまうこと...これ則ち地政学的リスク...。この話題またいずれ。