犬吠埼付近の海浜植物の群生地にて写真のトンボを見付けました...。これ恐らくシオカラトンボ
ではないかと思います。成虫は５月から９月頃、日本全国に生息し田んぼや湿地帯を好むと、
図鑑に...。海の近くで見つけたトンボ、珍しと思ったのですが全然珍しくないそうです...。
シオカラトンボのシオカラは塩辛と書くそうですが、その由来は分かりません。まさかこれを
塩辛にすることは無いと思うので、色とか模様とかそういうところなのではないかと思われ
ます...。トンボは一般的に害虫を食べてくれる益虫でありトンボが飛ぶ場所は良い農地です。
またトンボは風水的に見ても好ましい昆虫のようで、昔から縁起物と呼ばれております。
前にしか飛ばず、決して後ろに退かないことから不退転の決意を示す勝ち虫として、戦国時代
には多くの武将が旗印や印籠の模様に好んで用いていたようです。
昨年、仕事上の転機を迎える場面で事務所・神棚に大型のオニヤンマが止まっておりました。
周囲から気持ち悪い追い出せ、追い出せの声が上がったのですが、私は僥倖、僥倖...と。
信じるか信じないかは個人次第なのですが。トンボ...。実に不思議な昆虫です。