銚子・角巳之・三代目

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バイオマス②

2021年07月24日 | SDGs

一葉落ちて天下の秋を知る...ということわざがありますが、さしづめ“おが屑”の供給が難しく
なって、バイオマスの稼働を知る。もっと言えば再生エネルギーの本格稼働、さらに言えば
SDGsという概念を皮膚感覚で感じる...。他方、その矛盾・問題点も...。

おが屑が少なくなってきたことは傾向として明らかでした(バイオマスが無くても...)。
木造家屋が減ったり、製材所が減ったり...。畜産生産者さんも感じていて、新たな敷料探しは
以前から行われていました...。コーヒー、お茶殻利用したり、シイタケ栽培の菌床を利用したり。

バイオマス発電が出来て、手っ取り早い敷料であるおが屑が使えないではないか?という恨み
節が言いたのではなく、ここでも感じるトレード・オフ現象。要するにあちらを立てればこちら
が立たず...。他方(バイマス)で世の中の役に立つなら、こちら(敷料)は別のもの探そう...。

敷料は工夫して別のものを探し続けておりますが、食料VS燃料の構図も垣間見えます...。例えば
バイオエタノールはトウモロコシ由来でありますが、もともとトウモロコシは食料であり飼料。
さらに耕作面積を広げれば、森林伐採等の矛盾も出て参ります...(続きは次回に)