銚子・角巳之・三代目

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クジャクの話...。

2021年07月30日 | 日記・エッセイ・コラム

暴風明けの銚子港...、事務所前の(船舶)停泊地にカモメの幼鳥がおりました...。漁師町には
カモメの陸上がり(おかあがり)なる格言あり、カモメが陸に上がってきたら時化るぞ...と。
本日はそのカモメではなくて、クジャク(孔雀)の話...。知人から聞かされ感じ入ったので。

クジャク...。動物園等で大きな美しい羽を広げている、あの鳥のことであります。美しい姿
からは想像も出来ないような生態...。サソリ、蛇など人間やその他動物を死に至らしめるような
猛毒をもつものを攻撃し(食べてしまう)が、自らはその毒でやられない(死なない)

また、食べた毒を周囲に撒き散らしたりもしない。ただ平然と美しい羽を広げている。この姿に
人間は何千年も前から尊さを見出し、ある国では国鳥に、或いは信仰の対象(孔雀明王)として
崇められているのであります...と。このこと、何か感じるか否かは個人の受け止め一つ。

蓮の花が尊いのは、仏様が鎮座する台座であるとか、花が美しいとか、そういうことではなく、
“泥の中”から美しい花を咲かせるから...。いくらでも言い訳出来るのに...。泥水から綺麗な花...。
毒を食べても平然とした美しさを保つ...。これからの生き方の一つの指針かと思います。