銚子・角巳之・三代目

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地政学②

2021年07月07日 | 日記・エッセイ・コラム

地理的に見ると、銚子市は三方を海に囲まれ、土地は狭く、これ以上先どうやって発展すれば
良いのですかと言いたくなるところ...。ながら先人たちの努力によって、海からの関係人口を
多数迎え入れられる漁港、前浜冷蔵・冷凍工場の拡充をはかったことで一世を風靡した...。

狭い地域に人口が密集すれば、それはそれは大変な賑わいであり、地域商業の中心地となる
のは必定であった...と。他方、勉学・文化活動等にも熱心であり、最盛期であっても人口は
10万人程度ながら、市立高校が2校、県立高校が3校もあった訳であります...。

人口当たりの花屋さんの数、書道教室等の文化活動の場所...等々全国有数の規模にありながら
現在はそのすべての数字が急降下...。良し悪しではなく、これまた地政学的リスクの領域で
あったのだろうと推察しております。地政学的に発展し、地政学的に衰退している...。

地政学の書物を読むと、必ず歴史との関係性が出て参ります。そして人間の行動...。水は高き
から低きに流れるもの...この普遍の原則からは逃げることが出来ないのだろうと思います。
そして問われるべきは、地域と言う概念...。(続きは次回に)本日七夕でした...。