これまたNHKの番組から...。何故か最近、NHKの特集もの（私の現在の心境に）“刺さる”番組が多いです...。
今回は大手百貨店、物産展の担当者さんでした。いわゆるバイヤーさん。産地やメーカーさんから商品を
仕入れ販売する方々...。私も現在、たくさんのバイヤーさん達と接しておりますが...。
何を言っても、商品はお客様に買って頂けなければ意味を為さず、かつてバイヤーは生産者の販売代理人
ではなく、お客様の購買代理人でなければならない...と教えられました。確かにそうであります...。
しかしながら、購買代理人としてニーズを汲み取ったとしても、協力してくれる生産者がいなければ....。
そこにあるのは商品ではなく物語である。価値を生み出す源泉は人のご縁である...。凄い言葉が次々と
出て参りました。バイヤーはプロデューサーであり、やる気を引き出すプロモーター...。人を見ず、数字
ばかり見ることなかれ...と。
バイヤーさんが商品食べずに値段だけで商品導入を決める...。お医者さんが患者の顔を見ず、パソコン
画面のデータしか見ていない...。そうする。或いはそうせざるを得ない状況もあるのでしょうが、今回の
番組は、職種の枠を超えて考えさせられる内容であったと思います。番組名はプロフェッショナル...でありました。