銚子・角巳之・三代目

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地元歩き...③

2020年03月28日 | 日記・エッセイ・コラム

写真は菜の花...。本来であれば南房総にて眺めていたはずなのですが、写真は地元歩き...、近所(旭市)の畑にて。
この菜の花、千葉県の県花であり、実のところ千葉県内の至る所で見ることが出来ます。さらに千葉に限らず他県
でも...。どこで見ても、菜の花は菜の花...。しかしながら私の中では、春=菜の花=南房総...。

行けなくなって、はじめてそこに行く意味(価値)を理解した...という次第であります。菜の花を見たり、ストック
購入したりするのは、ただの口実...。本当のところは、人や風景に会いに行っていたのだと気づきました。ただ行って
帰って来るだけなのですが、数日前からワクワクし、何故か気分が高揚して...。旧友に会いに行くような気分で...。

行くことそのものに価値がある...と理解したのは、行けなくなってから...。皮肉なことですが、何事もそうであろうと
思っております。むしろ、何気ない日常、ちょとした楽しみが制限され、その価値、有難さに気付く...。何とも言えない
閉塞感の中でありますが、人や物事の本当の価値を知る好機と考えております。

歩きながら時折、激しい風に見舞われることがありました...。菜の花畑も風で大きく揺れているように見えましたが、
良く見ると、激しく揺れているものもあれば、あまり動いていないものも...。疾風に勁草を知る...。この言葉を思い出し
ました...。今、世界に大嵐が吹き、勁草を知る時...。来年の今頃、南房総にて花を眺めている姿を想像しながら...。