銚子・角巳之・三代目

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メシカリ

2006年02月21日 | 銚子の魚

000_0634_1 私を含めて銚子の人は“し”と“ひ”が上手く区別できない。“あさひ”は“あさし”、“ひゃくえん(百円)”は“しゃくえん”になる。江戸っ子訛りのようですが、それでいて貴方(あなた)を表現するのに“われ”と言うし(関西文化圏)、“疲れた”は“こわい”(東北文化圏)という、さらに語尾は~だっぺ(九十九里全般)銚子の言葉を調べると昔の地域交流の歴史が良く分かると何かの本に書いてありました。さて写真はメヒカリ(目光り)、本名はアオメエソという名前らしいのですが、すでに東京の居酒屋さんでもメヒカリの名前でお馴染みになりつつあります。トロボッチと呼ぶ地域もあるそうです。福島県いわき市では市の魚に指定され、TV等でも盛んにPRされてますので、この魚は銚子以北にしか揚らないと思っていましたが、先般築地で聞いたら、宮崎や高知でも水揚げされ、これまた名物として大変人気があるのだそうです。どうも銚子以北はマルアオメエソという魚で、以南ではアオメエソと生物学上は分類できるようですが、細かな事はさておき、この魚とても美味しいです。東京に居た時は銚子に帰って来るたびメヒカリの唐揚げを楽しみにしておりました。今は銚子にいて、仲間と居酒屋さんに行く時はやはりメヒカリの唐揚げ注文しています。これを食べだすと止まりません。飲み過ぎ注意の危険な(それだけ美味しいと言う事です)魚です。