銚子・角巳之・三代目

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カワラケ

2006年02月06日 | 銚子の魚

000_0419 銚子の魚冬バージョンを何から再開しようかと迷っています。旬のヤリイカ(かなり揚ってます)、メヌキもムツもまだ取り上げていない。タコ、エビ、カニ類も全く。カワハギもサヨリも結構揚っているし、マグロ類(バチマグロ等の近海生マグロ)もまだ掲載していない。気が付いたら春になってしまうのではないか?と思うくらい魚の種類が多いです...。名前が分からないものも多く、市場で先輩方を見かけては質問し、写真に撮って自分だけの魚図鑑を作り、実際に自分で捌いて、食べて。こんな事を繰り返し行っております。挑戦した料理のレシピなども蓄積してます。1~2年後にどんな資料が出来上がるか。楽しみにしております。さて今回は写真の魚にしました。銚子の市場ではカワラケと呼んでおり、近海小型底引きにはほぼ毎回入っています。どうもガンギエイというエイの仲間らしい。北海道などで食べられているカスベに近いと思います。この魚にした理由は単純に美味いから(ヒレのところを煮付けにすると最高です)最初はエイなんて。と思っていましたが、やはり百聞は一見(一食?)に如かず。何事も経験してみなければ分かりません。地鶏のムネ肉を蒸し鶏にしたような食感に似ています。繊維質でちょっとコリコリしたような感じもする。カワラケ(ガンギエイ)の煮付け。これ最高です。漁獲量が激減しているのでエイでも食べましょう。と言っているのでは有りません。特定の魚が異常なほどの高値で推移している中、まだまだ産地には眠っている原石がある(この魚も本当に美味いですから)これをお伝えしようと思った次第であります。