銚子・角巳之・三代目

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小見川の水門

2006年02月19日 | 利根川シリーズ

000_0627 利根川、別名:坂東太郎。どうして坂東太郎なのか良く分かりませんが、銚子一中の校歌にも坂東太郎という一節があります。群馬県の水上を水源地として銚子の河口に注ぐ総延長322km(全国第二位:一位は信濃川)、流域面積は1万6000k㎡で全国一位。とここまではモノの本やネット等に掲載されております。今年はこの利根川を遡って群馬県水上の水源地を訪れてみたいという希望を持っております。私が小学校6年の時ですから今から24年前。大きな台風で利根川上流の堤防が決壊。翌朝、利根川河口に行ってみると、上流から色々なものが流れてきました。それこそ牛、豚や家まで。上流・下流の関連を初めて認識した時だと思います。利根川河口域はシジミやウナギの宝庫でありましたが、最近は殆ど獲れなくなってしまいました、これまた様々な原因があるのでしょうが、川の汚れとの因果関係はゼロではないでしょう。銚子、対岸の波崎では戦前まで利根川横断水泳大会が開催されておりました。銚子の男は1kmくらい泳げないといけない。とよく言われましたが、今から思うとこの1kmというのは利根川河口の川幅とほぼ同じ。もしかしたらその水泳大会の事を言っていたのかもしれません。環境問題が盛んに叫ばれていますが、もし利根川河口で横断水泳大会が復活できるようになったら、ウナギやシジミは戻ってくるのだろうか?そこに群馬県水上から利根川流域の多くの方が参加されるようになったら最高の環境対策・地域興しでは?そんな事を思っております。今年は利根川を様々な角度からお伝えしたいと思います。写真は香取郡小見川(おみがわ)周辺の水門です。