銚子・角巳之・三代目

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ゴボウセグロの丸干し

2006年02月14日 | 銚子のうまいもの

000_0674 昨日掲載のゴボウセグロ、こんなの(写真)になりました。丸干しです。銚子ではホウザシ(棒刺し?)と呼んでます。これは売り物ではなく自家&近所&野良猫?消費。天日干しは最高に美味いですが、これを干し始めると必ず野良猫が寄ってくる。ヤツらも美味いものを知っていて、追い払っても追い払っても寄ってきます(決して虐待などしておらず、丁重にお引取り願ってます)時々逃げずに向かってくる事があります。食べ物を前にした野良猫は野獣と一緒。怖いです。近所の犬に助っ人を頼んでも、結局追い払い切れずに何匹か食べられてしまうのですが、不思議な事にどの猫も頭だけは食べません。この写真の下には無残にも野良猫に食べられたセグロの頭の残骸だけが残ってました。節分にはヒイラギの葉の上にイワシの頭。魔除けだそうですが、猫も不思議な動物ですから、感覚的に魔を感じ取っているのかもしれません。さてこの丸干し。近所のお年寄りの大好物で、作るとすぐになくなります。銚子はかなり過疎化が進んでいて一人暮らしのお年寄りもかなり多い。以前は大家族で、この辺はどの家でも家庭の味付けで干物や佃煮を作って近所におすそ分け。が習慣でした。寂しいけれどこれも現実です。写真の丸干し、私のは単なる素人、即席丸干しですが、銚子のお土産モノ屋さんや魚屋さんで、プロが作ったモノを売ってます。同じ天日干しだけど、やはりプロが作ったものは一味違うような気がします。これは間違いなく美味いです。