銚子・角巳之・三代目

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“ゴボウセグロ”と“小羽イワシ”

2006年02月13日 | 銚子の魚

000_0669_1 午6時。ゴボウ7時入船。こんな表示を市場で見付け、午(ウマ?)って何だカワハギ(ウマズラ)か?なんて思ったり、ゴボウって何だ? と不思議に思っておりました。先輩方に聞いたら、午はサンマ、ゴボウはゴボウセグロ(カタクチイワシの大型)のことだ。との事。何で午がサンマ?と思いますが、とにかくそう呼んでます。経緯については面白そうなので、いずれ調べて掲載します。マイワシも大羽、中羽、小羽と大きさが分かれてますが、厳密に何cmからが大羽で...、私こういうのまだ良く分かりません。市場の方々は見た目で重量、大きさをほぼ当てています。選別作業を見ていてもこれは神技か?と思えるぐらい早くて正確。イワシ加工の先輩はイワシを持っただけで重量をピタリと当てましたし、私の両親は手作りで機械を全く使わずにツミレの大きさをほぼ均一に仕上げる。職人の域と言いますか、ただただ凄い。この一語に尽きます。机上で何万回議論するよりも現場百回。以前の職場でそう教わり、経験則としてそれは正しいと確信しておりますが、毎日接している凄腕の方々、その道10年、20年...50年。私など全く足元にも及びませんが、こういうプロ中のプロに毎日接している訳ですから魚に関して、これ以上の環境はありません。と言う事で今週も始まりました。今週も毎朝市場に通い銚子の魚シリーズを続けます。写真の上が小羽イワシ、下がゴボウセグロです。