銚子・角巳之・三代目

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赤い魚その①

2006年02月07日 | 銚子の魚

000_0566 最近スーパーなどで“赤魚”の開きとかカス漬というような商品を良く見かけます。原産地はアイスランドや中国となっています。値段も手頃で美味しいとの事ですから、細かな事は気にしなくても良いのでしょうが、修行中の身としては率直に“赤魚”って何だ。と思ってます。そんな話を今朝、廻船問屋の三代目に聞いたら、無言で写真の魚を渡されました。とにかく本物を食ってみろ...と。写真の魚はバラメヌキ(目抜き、メヌケ:目抜け、とも呼んでいます。揚ったときに目が抜けたようになっているので目抜き(け)だそうです)地域によってはこれをアカウオとか赤魚鯛(アコウダイ)と呼ぶらしいです。銚子以北ではほぼメヌキ(メヌケ)で通っているようです(ここでは便宜上メヌキで通します)この魚カサゴの仲間です。銚子ではアブラボウズと一緒に揚ってくる事が多い。水深の深いところにいる魚で、高級魚として絶大な人気が有ります。主に東京の割烹・料亭などに行っているようです。さてこのメヌキ。アカウオと呼ぶとして、赤魚と何処が違うんだ。と益々分からなくなってます。JAS法等で何か決まりがあるのでしょうが、まだそこまで調べていません(いずれ調べて掲載します)そんな事よりも、買う側、食べる側から捉えると、この赤魚、非常に紛らわしく感じています。これから数日、こんどはこの“赤い魚”を追いかけてみようと思っています。