人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

明日の一口は・・・

2020-11-07 18:34:36 | Weblog

 《TOTOジャパンクラシック》第2日。今季2勝目を狙う申ジエ(韓国)が3位から65と伸ばし、通算13アンダー、131で首位に立った。64を出した未勝利の木村彩子が1打差2位。さらに1打差でイ・ミニョン(韓国)が続いた。西郷真央、藤田さいき、ペ・ソンウ(韓国)が通算9アンダーで4位に並び、前週優勝の西村優菜は畑岡奈紗、勝みなみらとともに8アンダーで7位につけた。前年覇者の鈴木愛は6アンダーで16位、渋野日向子は4アンダーで28位となった。申ジエがトップだと、なかなか難しいが、スポーツは何が起きても不思議ではない。西村、畑岡、勝の8アンダーグループの大爆発に期待したい!
 今日の重賞を振り返る。東京11Rで行われた【第56回京王杯2歳S】は、C・ルメール騎乗の2番人気モントライゼ(牡・松永幹夫厩舎)が、道中2番手をスムーズに追走し直線で先頭に立つと、後続の追い上げを振り切って快勝。重賞初Vを飾った。タイムは1分21秒8。クビ差の2着に外から差し脚を伸ばした9番人気のロードマックス、さらにクビ差の3着には同じく直線でしぶとく脚を伸ばした5番人気のユングヴィが入った。
 勝ったモントライゼだが、ルメールがうまく乗って強い勝ち方だった。距離はマイルまでは大丈夫だろ。力だけは走るが、超一流とは・・・。2着ロードマックスは追い出してから良く伸びていた。夏より成長していたし、力はある。3着ユングヴィはこの先もっと良くなってきそう。道中リラックスして走れるようになれば面白い。惜しかったのは4着ストライプ。直線で寄られなければ、もっと際どかった。

 モントライゼは、父ダイワメジャー、母ムーングロウ(母父Nayef)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は4戦2勝。重賞は初制覇。管理する松永幹夫調教師は【京王杯2歳S】初勝利、騎乗したC・ルメールは2016年のモンドキャンノ、17年のタワーオブロンドン、19年のタイセイビジョンに次いで同レース4勝目となった。

 阪神11Rで行われた【第25回ファンタジーS】は、武豊騎乗の1番人気メイケイエール(栗東・武英智厩舎)が向こう正面でかかり気味に進出し先団で競馬を進めると、直線でも末脚が鈍ることなく他馬を突き放して勝利。デビューから無傷の3連勝を、ミッキーアイル産駒初の重賞制覇となった【小倉2歳S】に続く重賞連勝で飾った。タイムは1分20秒1でレコード。2着には直線で外から急追した7番人気のオパールムーン、3着に番手から内で粘り込んだ5番人気のラヴケリーが続いた。なお、2番人気で熊本産史上初のJRA重賞制覇が期待されたヨカヨカは5着に敗れた。
 勝ったメイケイエールは向こう正面でだいぶ掛かっていたのにこの勝利。相当強い。折り合いさえつけばマイルも大丈夫だろう。一にも二にも気性次第。2着オパールムーンは終い一気。それであの脚は今後楽しみだ。3着ラヴケリーもよく頑張っているが、今日は勝ち馬が強すぎた。もう少し精神的な成長が伴えば・・・。5着ヨカヨカは直線まではいい感じだった。ただ最後はフラフラになってしまった。時計か、坂か・・・。
 メイケイエールは、父ミッキーアイル、母シロインジャー(母父ハービンジャー)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産で、馬主は名古屋競馬(株)。通算成績は3戦3勝。重賞は今年の【小倉2歳S】に次いで2勝目。【ファンタジーS】は、武英智調教師は初勝利、武豊は05年アルーリングボイス、06年アストンマーチャン、13年ベルカントに次いで4勝目となった。
 明日の予想。まずは東京メイン【アルゼンチン共和国杯】。本命は18番オーソリティ。骨折明けとなるが、ここでは素質が上。良くなるのはもっと先かもしれないが、ルメールが騎乗する以上、そうみっともない競馬にならないはず。相手は2,5,6,7,8,17番。阪神メイン【みやこS】は9番スワーヴアラミス。前走は休み明け、2100m。これで人気が落ちるなら面白い。相手は3,5,6,7,8,10番。福島メイン【奥羽S】は6番スマートランウェイ。休み明け、昇級緒戦と条件は厳しいが、スピードはここでは上位。福島も合う。相手は2,4,7,10,11,12番。
 昨日も書いたが、明日の一口は阪神5Rのコーディアル。正直気性に難があるが、それでも走ったら今後が楽しみになる。目指せ!掲示板!

 

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クビになったドラフト1位

2020-11-06 20:14:16 | Weblog

混沌とするアメリカ大統領選。バイデン氏の優位が伝えられているが、トランプ大統領は法的手段に出ている。それにしてもアメリカという国はわからない国だ。あれだけコロナで死者(感染者数は960万4千人超、死者数は23万4900人超でいずれも世界最多)を出しながら、経済が良くなったとしてマスクをしないトランプ大統領を支持する。命よりお金なのか…。また世界一の民主主義を発している国の大統領が、自国の選挙制度や組織を信じないとは…一体どうなるアメリカ⁉
 11月2日から始まったプロ野球界の戦力外通告期間。5日までの4日間で12球団が一度目の戦力外を発表し、支配下登録、育成選手合わせて計77選手に通告がなされた。

 所属球団か通告をなされた選手の中にはドラフト1位という大きな期待を背負って入団した選手も11人含まれている。このオフでここまで戦力外となった元ドラフト1位選手は以下の面々。

・藤岡貴裕(ロッテ→日ハム→巨人)…2011年ドラフトの目玉として3球団が競合し、ロッテに入団。2018年にトレードで日ハムへ、2019年途中には再びトレードで巨人に移籍した。通算178試合に登板し21勝32敗0セーブ16ホールド、防御率4.14。もう少し活躍すると思っていたが…それでも頑張った方だろう。
・岡崎太一(阪神)…2004年の自由獲得枠で阪神に入団。5年目に14試合に出場するも、正捕手の座は掴めなかった。通算119試合に出場して146打数27安打2本塁打11打点、打率.185。正直期待外れ。キャッチャーは難しい。
・伊藤隼太(阪神)…2011年のドラフトで阪神へ入団。即戦力外野手として期待されてプロ入りしたが、レギュラーの座は掴めず、キャリアハイは2018年の96試合出場だった。通算365試合出場で642打数154安打10本塁打59打点、打率.240。球団は第2の高橋由伸と期待したようだが…。たた一時期代打で活躍していた。
・横山雄哉(阪神)…2014年のドラフトで阪神へ。1年目から1軍で4試合に先発するも、左肩の故障で2018年オフに育成契約に。今季、支配下に復帰し、1試合に登板したものの、戦力外となった。通算9試合に登板して3勝2敗0セーブ0ホールド、防御率4.67。故障には勝てず。
・鈴木翔太(中日)…2013年のドラフトで中日へ。1年目から1軍で5試合に登板し、2017年には15試合に登板して5勝をマークした。だが、その後は血行障害もあって活躍できず。通算24試合に登板し、5勝5敗0セーブ0ホールド、防御率4.41。こちらも故障には勝てず。
・多和田真三郎(西武、育成再契約の見込み)…2015年のドラフトで西武入り。1年目から7勝をマークすると、2018年には16勝で最多勝のタイトルを獲得した。だが、2019年途中に自律神経失調症を患って離脱。今季復帰を果たしたが、戦力外に。回復を目指すために育成選手として再契約となる見込み。通算72試合29勝21敗0セーブ0ホールド、防御率4.17。最多勝を獲った時にはエースが現れたと思ったが、自律神経失調症とは…。なんとか復活してほしい。
・内竜也(ロッテ)…2003年のドラフトでロッテ入り。主に中継ぎとしてロッテのブルペンを支え、2017年には50試合、2018年には58試合に登板した。だが、2018年末に右肘の手術を受けると、昨季、今季と1軍登板なしにとどまっている。通算308試合20勝12敗87ホールド56セーブ、防御率3.33。中継ぎ、抑えでよく頑張っていた。よくやったクチ。
・由規(ヤクルト→楽天)…2007年の高校生ドラフトでヤクルトに入団。3年目の2010年に12勝をマークし、この年に当時日本人最速となる161㌔をマークした。ただ、その後は右肩の故障に苦しみ、2018年オフに戦力外に。育成契約で楽天へ移籍すると、2019年7月に支配下に復帰し、481日ぶりに1軍登板も果たした。通算91試合に投げて32勝36敗0セーブ0ホールド、防御率3.66。この時期になると必ずといっていいほど、名前が上がる。ファン、マスコミ共に期待が高い投手だが、もういいのでは…という気がする。
・山下斐紹(ソフトバンク→楽天)…2010年のドラフトでソフトバンクへ。将来の正捕手候補として期待されたが、2016年の13試合がソフトバンクでの最多出場。同期入団で育成選手だった甲斐が正捕手になり、2017年オフにトレードで楽天へ移籍した。楽天では1年目に43試合に出場したが、昨季は31試合、そして今季は8試合に終わった。通算119試合211打数42安打5本塁打15打点、打率.199。2010年のソフトバンクは柳田悠岐や育成ドラフトで入団した千賀滉大や甲斐拓也が入団した当たり年。人の運命ってわからないものだ。
・細川亨(西武→ソフトバンク→楽天→ロッテ)…2001年の自由獲得枠で西武へ入団。2年目から正捕手となると、2010年オフにFAでソフトバンクへと移籍した。2016年オフに構想外となると、2017年から楽天、2019年からはロッテでプレーした。40歳で迎えた今季は1軍出場なし。通算1427試合3353打数680安打84本塁打367打点、打率.203。ノムさんが西武時代12球団一の捕手と称した凄い捕手。指導者として大きく羽ばたけそう。
・白崎浩之(DeNA→オリックス)…2012年のドラフトでDeNAへ。1年目から47試合に出場すると、2年目にはキャリアハイの101試合に出場。2018年途中にトレードでオリックスへ移籍するも、レギュラーの座は掴めず、今季はプロ入り後最少の3試合出場にとどまっていた。通算413試合838打数184安打16本塁打52打点、打率.220。もう少し活躍するかと思っていた選手。運を捕まえなかった選手のひとりだろう。

 この11選手の他、巨人の2019年ドラフト1位・堀田賢慎投手、2017年のドラフト1位の鍬原拓也投手が自由契約に。堀田は4月にトミー・ジョン手術を受け、鍬原も右肘の肘頭骨折で手術を受けて共にリハビリ中。育成契約を打診しての自由契約となっている。
 
ドラ1で入団しても厳しい世界、そう考えると日本ハムの大田やロッテに移籍した澤村などはその後の活躍を観ていてもいい移籍といえる。一方、気になる選手がもうふたりいる。松坂大輔(西武)と斎藤佑樹(日本ハム)だ。松坂は来年も現役を続けるようだが、斎藤は一体どうするのだろうか。

明日の予想。まずは東京メイン【京王杯2歳S】。本命は9番ファルヴォーレ。2走前、将来もっと走ると思った馬。前走は出遅れもいい脚で追い込んだ。スムーズなら面白い。相手は広めに2,4,5,6,11,16,18番。阪神メイン【ファンタジーS】は応援馬券で3番ヨカヨカの単複は買うが、本命は5番ミニーアイル。まだ成長途上も今後楽しみな素材。相手は3,4,6,7,9,10番。福島メイン【河北新報杯】は4番グラナリー。自分の形になれるかどうかが鍵だが、番手でも競馬可能。相手は1,3,5,10,12番。

 今週の一口は一頭。日曜の阪神5R【メイクデビュー】にコーディアルが出走。エピファネイア産駒の牝馬。パンとするのはまだ先だが、出来は悪くない。後は気性・・・。

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アーモンドアイ天晴れ!

2020-11-01 18:02:00 | Weblog

学生3大駅伝「開幕戦」《全日本大学駅伝》は「3強」と目されていた前回優勝の東海大、同2位の青学大、同3位の駒大が最終8区まで大激戦を演じ、駒大の田沢廉(2年)が東海大の名取燎太(4年)、青学大の吉田圭太(4年)とのアンカー決戦に競り勝ち、伊勢路を制した。5時間11分8秒で、18年大会で青学大がつくった5時間13分11秒の大会記録を更新した。駒大は6年ぶり13回目の優勝。学生3大駅伝で単独最多の22勝目(箱根6勝、全日本13勝、出雲3勝)を飾った。東海大は2位。中盤以降、失速した青学大の吉田を明大の鈴木聖人(3年)が抜いて3位。3強の一角を崩す健闘を見せた。青学大は3区間で精彩を欠き、4位に終わった。以下は5位・早大、6位・東洋大、7位・帝京大、8位・順大までが来年大会のシード権を獲得した。“平成の常勝軍団”と呼ばれていた駒大、令和の時代に復活!果たして箱根は・・・。
 女子ゴルフにまた新ヒロイン誕生。《樋口久子 三菱電機レディス》最終日。首位と6打差の3位から出たプロ1年目の西村優菜(20・フリー)が8バーディー、1ボギーの65で回り、通算11アンダーでツアー初優勝を果たした。ミレニアム世代と呼ばれる2000年度生まれのツアー優勝は、古江彩佳(フリー)に続いて2人目。初日から首位に立ち初の完全優勝を目指した勝みなみ(22・明治安田生命)は72とスコアを伸ばせず、1打差でツアー通算5勝目を逃した。西村天晴れ!

 競馬界のヒロイン、いや女帝の話。東京11Rで行われた【第162回天皇賞・秋】は、C・ルメール騎乗で断然の1番人気に支持されたアーモンドアイ(牝5歳・国枝栄厩舎)が勝利。GI馬7頭と豪華メンバーが集結した秋の中距離王決定戦を制し、史上最多の芝GI8勝目。シンボリルドルフやディープインパクト、キタサンブラックら歴代の名馬も果たせなかった“壁”を突破し、日本競馬の歴史に新たな1ページを刻んだ。タイムは1分57秒8。2着はフィエールマン(5番人気)、3着にはクロノジェネシス(2番人気)が入った。アーモンドアイは、2018年に【桜花賞】、【オークス】、【秋華賞】、【ジャパンC】と4つのGIを制し、2019年は【天皇賞・秋】に加え、海外GIの【ドバイターフ】勝利を挙げた。5となった今年、【ヴィクトリアM】でGI7勝目を挙げたが、【安田記念】では2着に敗れた。昨年同様、【安田記念】以来、前走から約5力月の間隔(中146日)で【天皇賞・秋】を制し、2002、03年のシンボリクリスエス以来史上2頭目、牝馬では初となる連覇を達成。JRAでの獲得賞金は歴代9位、JRA以外の競走を含む総獲得賞金では歴代4位に浮上した。また、騎乗したC.ルメールは2018年【天皇賞・秋】から【天皇賞】5連勝。1949~51年の保田隆芳元以来69年ぶり2人目となる【天皇賞・秋】3連覇となった。
 勝ったアーモンドアイだが、正直少し力は落ちているのだろう。ただそれでも強いフィエールマン、クロノジェネシスを抑え込むのだから流石である。次香港と思っているのだが、それがラストランか・・・。2着フィエールマンはスタートが痛かった。この走りができるなら【JC】でも十分勝負になる。3着クロノジェネシスもスタートがイマイチだった。それでも強い競馬を見せた。この2,3着も相当強い。

 アーモンドアイは、父ロードカナロア、母フサイチパンドラ(母父SS)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は14戦10勝(うち海外1戦1勝)。重賞は18年【シンザン記念】、【桜花賞】、【オークス】、【秋華賞】、【ジャパンC】、19年【ドバイターフ】、【天皇賞・秋】、今年の【ヴィクトリアM】に次いで9勝目。【天皇賞・秋】は、国枝栄調教師は昨年のアーモンドアイに次いで2勝目、C.ルメールは18年レイデオロ、昨年のアーモンドアイに次いで3勝目となった。

 今週の一口は1勝1敗。来週は1頭新馬デビュー予定だ!

 

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