人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

セ・リーグに渇!

2020-11-27 21:50:11 | Weblog

 日本シリーズが終わった。僕の予想は“菅野で1勝ぐらいしそう”だったので、外れてしまったが、内容的(ソフトバンクが圧勝する)には的中だろう。これで世のプロ野球ファンの人もわかったのではないか。パ・リーグとセ・リーグでは歴然とした実力差があることを…。シリーズ史上初となる屈辱の2年連続の4連敗。 それも4試合のチーム打率.132、安打数「16」はいずれも日本シリーズワースト記録で、得点数「4」も2005年の阪神のワースト記録に並んだ。今世間では投手力、打撃陣の力の差が大きすぎるとあったが、僕はもうひとつ、捕手力の差が大きすぎたと思っている。僕は周りの人に冗談で“巨人が勝つには、初戦で管野が甲斐にデットボールを当てて出場出来なくなれば…”と言っていた。というのも、このシリーズ、高谷がベンチ入りしていなかったので捕手登録は新人の海野だけ。いざとなれば栗原がマスクを被れるのでその登録だったのだろうが、そういう事態になるとさすがにこの短期決戦はわからなかった。ただ巨人も大城、岸田では…。
 今年日本シリーズ前に内川の退団が話題になったが、そのことでいちばん苦慮していたのが栗原だっただろう。その栗原がこの活躍。チーム内での競争がチームを強くする大きな象徴となった。ファンも世間もこれなら内川いなくても…という気持ちになっただろう。そして今回、今宮、バレンティン、大竹、バンデンバーグ、サファテ、東浜、武田、甲斐野もいなかったのにもこの圧勝劇。選手層が厚いといえばそれだけだが、ここまでくるのに相当なお金と時間をかけている。確かに巨人と同じように資金にものを言わせて選手を獲っているが、今回のスタメンを観ても外国人以外はすべて生え抜きの選手だ(唯一2戦目の川島だけが加入選手)。巨人がパ・リーグで通用しなかった中島、ウィラー、投手陣にしても鍵谷、高梨らを重宝するとは大違いであった。真剣に選手を育てようよ! まぁ言いたいことはまだまだたくさんあるが、球界の盟主なら今回の敗戦を真剣に考えてほしいものだ。と思っていたら、今日の報道で、FAで梶谷と井納を獲ると出ていた。本当に一言いいたい。もうそんなことやめなさい! セ・リーグで優勝できても日本シリーズでは勝てないって…。 

今回の結果、8年連続でパ・リーグが日本一になった。パ・リーグが強い理由はいい投手がいい打者を育て、いい打者がいい投手を育てるから。ソフトバンク以外にも、日本ハムの有原に上沢、オリックスの山本と山岡、楽天の則本昂に松井ら球の速い投手がたくさんいる。モイネロほどすごい中継ぎもセ・リーグにはいない。シーズンでそういう投手としのぎを削り、彼らを打つために努力し、厳しいフォークにも体が止まるようになる。打者にしても柳田だけでなく、オリックスの吉田正、楽天・浅村、日本ハム・中田、西武・山川らレベルが高い。彼らを抑えることでリーグ全体の投手レベルが上がる。現にヤクルトであれだけ打っていたバレンティンがパ・リーグでは全く打てなかった。もしセ・リーグが強くなるには阪神の藤浪あたりが常に2桁勝てて、各チームに藤浪クラスが揃えばレベルが上がるだろう。藤浪よ、セ・リーグのために頑張れ!

野球ファンとしてとても危惧していることがある。このままパ・リーグが勝っていくとプロ野球のファン離れが急速に進むのではないかということ。巨人ファンなんかそんな感じがする。ではどうしたらいいか。原監督が言う、DH制導入も一案だろう。ただMLBを観ていてもDH制がないナショナル・リーグが今年も優勝し、DH制を採っているアメリカン・リーグに負けすぎるということはない。つまり、何度も書いているように、制度ではなく野球そのものが弱いのだ。ならば、CSでまずセ・リーグ2位とパ・リーグ3位、セ・リーグ3位とパ・リーグ2位が対決。先に2勝したところが勝ち上がり。アドバンテージは2位のチームのホームグランドでやる。それに勝ったところセ・パの1位チームと対戦。1位チームには1勝のアドバンテージがあり、3勝で勝ち上がり。そしてそれに勝ち上がったところが日本シリーズで雌雄を決するというのはどうだろうか。パ・リーグ2,3位などは燃えるに違いない。もっととんでもないことを考えると、毎年、リーグの2位4位6位をセ・パで入れ替えるのはどうだろう。今年の結果を鑑みると来年のパ・リーグはソフトバンク、阪神、西武、DeNA、日本ハム、ヤクルト、セ・リーグが巨人、ロッテ、中日、楽天、広島、オリックスとなる。試合の組み方やDH制をどうするかなど難しい問題はあるが、狭い日本なら何とかなるだろう。交流戦なんかより面白そうだけどなぁ。これをさっきのCSでやったら更に…。ただ来年のCSベスト4がすべて元パ・リーグする可能性も…。いずれにしろ、天晴れでした!我がソフトバンク!

 競馬、明日の予想。まずは東京メイン【キャピタルS】。本命は5番ピースワンパラディ。重賞戦線でも好勝負している馬。鞍上強化で勝負に出た。相手は6,9,10,11,12,13番。同10R【銀嶺S】は7番スパーダ。前走は芝発馬でダッシュがつかず参考外。スタートさえまともなら・・・。相手は1,4,10,11,14,15番。阪神メイン【京都2歳S】は8番ワンダフルタウン。デビュー戦で負けたのは先週【東スポ杯】を勝ったダノンザキッド。前走はプラス16㌔でたたき2戦目で変わり身がある。相手は1,2,4,5,9番。阪神10R【竹田城S】は2番ツブラナヒトミ。堅実な馬でいつ馬券になっても良い。武豊より団野当たりがよかったが・・・。相手は5,7,8,11,14,15番。

 今週の一口は3頭。明日は出走なく、日曜東京2Rにジュリオが出走。今度こそは勝ち上がりを期待。東京10Rにはアースライザー。昇級緒戦、初の左回りとなる。正直惨敗の可能性も大きいが、今まで危惧を覆してきた馬で掲示板を期待したい。阪神10Rにはダンサールが出走。アーモンドアイ同様、来年3月が引退。何とかここで勝利して年明け重賞に出走してもらいたい。

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