明日から日本シリーズが開幕する。多くのファンの方は今回の阪神―千葉ロッテ戦にあまり興味をお持ちではないかもしれないが、僕は大いに興味があり面白いシリーズになるのではないかと思っている。その日本シリーズを勝手に予想させていただく。
ズバリ勝つのはロッテ! これにはパ・リーグファンという贔屓目も多少入っているが、実力的にも十分に可能だと思っている。その実力を各部門で比較する。まずは投手部門。阪神の売りはなんと言ってもJ(ウイリアムス)F(藤川)K(久保田)であるが、一方ロッテも負けていない。藪田(Y)、藤田(F)、小林雅(K)は実に安定している。なんと3人が出た試合の勝率はJFK86.7%に対し、YFK89.5%とこっちの方が上なのだ。プレーオフのソフトバンク戦で小林雅がイマイチではあったが、以前城島、古田がテレビ番組で「欲しいストッパーは?」という設問に揃って名前を挙げたのが小林雅であった。それほど球界のストッパーとしての評価は高いのである。正直久保田とは格が違う。先発陣に目を向けると阪神は井川、下柳、杉山、安藤、福原の5人で、ロッテは渡辺俊、小林宏、セラフィニ、清水直、小野、久保の10勝6人衆のうち5人で回すことになるだろう。多分、小野がロングリリーフもできるので後ろに回ることになるのだろうが、ロッテの5人がいつもそれなりの力を発揮するのに対し、阪神は下柳を除いて不安定である。この不安定が短期決戦ゆえに良いほうに出ることは十分に考えられる(特に井川)が、下柳にしても右の好打者が多いロッテには苦慮するのではないかと思っている。そしてここに驚くべき数字がある。今年行われたセパ交流戦で阪神投手陣は杉山2勝、福原2勝、安藤1勝だったのに対し、なんとロッテは渡辺俊4勝、小野3勝、清水直3勝、久保4勝、小林宏5勝だったのである。つまりロッテにとってはセ・リーグはお得意様なのだ(但し、阪神戦は3勝2敗1引き分け)。そう考えると投手陣はロッテが有利と思える。
打撃陣は総合力では阪神だろう。赤星から始まり、鳥谷、シーツ、金本、今岡、桧山、矢野と続く打線は強力である(DHには濱中?)。しかし短期決戦、西武の和田、ソフトバンクの松中であったりブレーキになる選手は必ずでてくる。阪神の場合、僕がその可能性があると思っているのは赤星である。というのも赤星は交流戦の対ロッテ戦の打率が1割6分だったし、‘03年の日本シリーズの打率にしても1割7分4厘だったのだ。勿論、その時期の調子が悪かったということがあるかもしれないが、もしも僕の危惧が当たったら阪神の得点力は激減してしまう。鳥谷が成長したとはいえ、代わりまでは・・・。その点ロッテの場合は誰かが駄目になっても代わりがいる。しいて言えばブレーキになりそうな候補としては福浦なのだろうが、福浦の調子が悪ければ30本本塁打打っている李スンヨプがいる。まぁそれでも迫力などを考えれば打撃陣は阪神が有利だろうが・・・。
では走塁、守備力はどうだろう。阪神は赤星さえ抑えれば走る選手はいない。ロッテにしても西岡さえ抑えればそう単独で走る人間はいない。しかしエンドランや次を狙う走塁に関しては、ロッテは12球団でもトップクラスである。また守備についても断然ロッテである。プレーオフは完全に守り勝ち。その上今回は1,2,6,7戦が千葉マリン球場である。独特の風が吹く球場でそのアドバンテージは大きい。それでも阪神ファンの方は「いや、ロッテにとって土の球場は苦手だろう」と言われるかもしれないが、ロッテの三遊間はまだ若く2軍時代から日があまり経っていないので土のグラウンドも大丈夫だろう。また甲子園は故郷である(今江はPL、西岡は大阪桐蔭出身)ので、逆に懐かしささえあるのではなかろうか。
最後に監督による采配だが、ここはWチャンピオンにもなったボビーが上であろう。ソフトバンクとのプレーオフでは後半首を捻る作戦もあったが、勝ち上がれば文句はない。岡田の頑固な采配も見るべきものはあるが、修羅場の経験の数も違うし・・・。おまけとしてはファンの応援合戦は互角。僕に言わせれば日本のプロ野球界で1,2位の熱いファンたちである。このように僕の勝手な評価では投手力、走塁、守備力、采配がロッテ。打撃力が阪神で、応援はタイある。ただメジャーのプレーオフのようにひとつの審判のミス(WソックスVS.エンゼルスの振り逃げ)で流れを変えることもある。よってロッテが絶対に勝つとは言えない。まぁ兎にも角にも、両チームには観ている人が感動する試合を是非やって欲しいだけだ。
では明日の予想。まずは東京で行われる【富士S】。本命は4番アルビレオ。先日調教師1次試験を受けたばかりの松永幹騎乗だが、試験も終わりここは伸び伸び乗れるだろう。馬自身も前走仕上がり途中で2着と今回はもっとよくなる筈。また府中1600mにはSS産駒の相性がいいのも加点。相手には14番キネティクス、6番アサクサキニナル、そして大穴には久々さえ克服すれば力がある15番ダンツジャッジ。人気となるだろう3番マイネルレコルトなどは抑えたい。京都からは10R【久多特別】の6番ブリリアントグレイ。札幌で3連勝してきた同馬、鞍上の本田も絶大な自信をもっている、1400mでも。実は明日の僕の馬券的勝負は福島だと思っている。その福島から3鞍推奨する。まずはメイン【西郷特別】。“福島1800芝は内枠先行馬”ということで1番ニシノニチリン。51㌔ならあっさりがあるだろう。同12Rは4番ドルバコ。福島1200m芝は1or2枠の先行馬だ。同9Rは2番バートントロフィー。福島1150mダートは実力通りになるコース。力上の同馬で堅い。明日は2週連続で安田君と府中に出かける予定。先週は二人とも散々な結果だったのでなんとかしたいところであるが、応援していたソフトバンクス、勝つと思っていたエンゼルス、カージナルスが揃って敗退と予想は外れっぱなし。ということは阪神がVということに・・・!?
ズバリ勝つのはロッテ! これにはパ・リーグファンという贔屓目も多少入っているが、実力的にも十分に可能だと思っている。その実力を各部門で比較する。まずは投手部門。阪神の売りはなんと言ってもJ(ウイリアムス)F(藤川)K(久保田)であるが、一方ロッテも負けていない。藪田(Y)、藤田(F)、小林雅(K)は実に安定している。なんと3人が出た試合の勝率はJFK86.7%に対し、YFK89.5%とこっちの方が上なのだ。プレーオフのソフトバンク戦で小林雅がイマイチではあったが、以前城島、古田がテレビ番組で「欲しいストッパーは?」という設問に揃って名前を挙げたのが小林雅であった。それほど球界のストッパーとしての評価は高いのである。正直久保田とは格が違う。先発陣に目を向けると阪神は井川、下柳、杉山、安藤、福原の5人で、ロッテは渡辺俊、小林宏、セラフィニ、清水直、小野、久保の10勝6人衆のうち5人で回すことになるだろう。多分、小野がロングリリーフもできるので後ろに回ることになるのだろうが、ロッテの5人がいつもそれなりの力を発揮するのに対し、阪神は下柳を除いて不安定である。この不安定が短期決戦ゆえに良いほうに出ることは十分に考えられる(特に井川)が、下柳にしても右の好打者が多いロッテには苦慮するのではないかと思っている。そしてここに驚くべき数字がある。今年行われたセパ交流戦で阪神投手陣は杉山2勝、福原2勝、安藤1勝だったのに対し、なんとロッテは渡辺俊4勝、小野3勝、清水直3勝、久保4勝、小林宏5勝だったのである。つまりロッテにとってはセ・リーグはお得意様なのだ(但し、阪神戦は3勝2敗1引き分け)。そう考えると投手陣はロッテが有利と思える。
打撃陣は総合力では阪神だろう。赤星から始まり、鳥谷、シーツ、金本、今岡、桧山、矢野と続く打線は強力である(DHには濱中?)。しかし短期決戦、西武の和田、ソフトバンクの松中であったりブレーキになる選手は必ずでてくる。阪神の場合、僕がその可能性があると思っているのは赤星である。というのも赤星は交流戦の対ロッテ戦の打率が1割6分だったし、‘03年の日本シリーズの打率にしても1割7分4厘だったのだ。勿論、その時期の調子が悪かったということがあるかもしれないが、もしも僕の危惧が当たったら阪神の得点力は激減してしまう。鳥谷が成長したとはいえ、代わりまでは・・・。その点ロッテの場合は誰かが駄目になっても代わりがいる。しいて言えばブレーキになりそうな候補としては福浦なのだろうが、福浦の調子が悪ければ30本本塁打打っている李スンヨプがいる。まぁそれでも迫力などを考えれば打撃陣は阪神が有利だろうが・・・。
では走塁、守備力はどうだろう。阪神は赤星さえ抑えれば走る選手はいない。ロッテにしても西岡さえ抑えればそう単独で走る人間はいない。しかしエンドランや次を狙う走塁に関しては、ロッテは12球団でもトップクラスである。また守備についても断然ロッテである。プレーオフは完全に守り勝ち。その上今回は1,2,6,7戦が千葉マリン球場である。独特の風が吹く球場でそのアドバンテージは大きい。それでも阪神ファンの方は「いや、ロッテにとって土の球場は苦手だろう」と言われるかもしれないが、ロッテの三遊間はまだ若く2軍時代から日があまり経っていないので土のグラウンドも大丈夫だろう。また甲子園は故郷である(今江はPL、西岡は大阪桐蔭出身)ので、逆に懐かしささえあるのではなかろうか。
最後に監督による采配だが、ここはWチャンピオンにもなったボビーが上であろう。ソフトバンクとのプレーオフでは後半首を捻る作戦もあったが、勝ち上がれば文句はない。岡田の頑固な采配も見るべきものはあるが、修羅場の経験の数も違うし・・・。おまけとしてはファンの応援合戦は互角。僕に言わせれば日本のプロ野球界で1,2位の熱いファンたちである。このように僕の勝手な評価では投手力、走塁、守備力、采配がロッテ。打撃力が阪神で、応援はタイある。ただメジャーのプレーオフのようにひとつの審判のミス(WソックスVS.エンゼルスの振り逃げ)で流れを変えることもある。よってロッテが絶対に勝つとは言えない。まぁ兎にも角にも、両チームには観ている人が感動する試合を是非やって欲しいだけだ。
では明日の予想。まずは東京で行われる【富士S】。本命は4番アルビレオ。先日調教師1次試験を受けたばかりの松永幹騎乗だが、試験も終わりここは伸び伸び乗れるだろう。馬自身も前走仕上がり途中で2着と今回はもっとよくなる筈。また府中1600mにはSS産駒の相性がいいのも加点。相手には14番キネティクス、6番アサクサキニナル、そして大穴には久々さえ克服すれば力がある15番ダンツジャッジ。人気となるだろう3番マイネルレコルトなどは抑えたい。京都からは10R【久多特別】の6番ブリリアントグレイ。札幌で3連勝してきた同馬、鞍上の本田も絶大な自信をもっている、1400mでも。実は明日の僕の馬券的勝負は福島だと思っている。その福島から3鞍推奨する。まずはメイン【西郷特別】。“福島1800芝は内枠先行馬”ということで1番ニシノニチリン。51㌔ならあっさりがあるだろう。同12Rは4番ドルバコ。福島1200m芝は1or2枠の先行馬だ。同9Rは2番バートントロフィー。福島1150mダートは実力通りになるコース。力上の同馬で堅い。明日は2週連続で安田君と府中に出かける予定。先週は二人とも散々な結果だったのでなんとかしたいところであるが、応援していたソフトバンクス、勝つと思っていたエンゼルス、カージナルスが揃って敗退と予想は外れっぱなし。ということは阪神がVということに・・・!?