人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

スポーツは感動も競馬は・・・

2016-01-31 18:14:52 | Weblog

 思わずもらい泣きしてしまった。今日行なわれたリオデジャネイロ五輪の代表選考を兼ねた【大阪国際女子マラソン】は、福士加代子(33・ワコール)が日本陸連の定める派遣設定記録(2時間22分30秒)を切る2時間22分17秒で独走優勝。僕がもらい泣きしたのはレースを解説したスポーツライターの増田明美(52)の号泣っぷりを耳にしたからだ。“細かすぎる”としてファンも多い彼女の解説。この日も福士が「闘牛を見にいった」などエピソードを披露していた。そして迎えた福士のスタジアムに入る直前、突然彼女の涙声。福士の苦難の時代を知るからこその搾り出した「よかったですね…」の声。その後は言葉にもならない様子で、画面からは鼻をすする音が聞こえた。普段なら笑ってしまう僕だが、福士の過去の大阪での惨敗などを思い出して・・・。また福士の監督であるワコールの永山忠幸監督は僕の故郷の先輩である。その永山監督と福士の嬉しい姿を見て再び・・・。
 ちょっと残念だったのはその後、増田の姿がテレビ画面上に現れなかったこと。レース後福士がやってきた放送席にいてほしかったなぁ。そして感動の場面を見たかったなぁ。まぁいずれにしろ感動のレースでした。
 感動の涙と違ってこっちは惨敗の涙を流した競馬を振り返る。東京11Rで行われた【第30回根岸S】。勝ったのは、僕が本命に推した戸崎圭太騎乗の1番人気モーニン(牡4歳・石坂正厩舎)。好位追走から堂々の横綱相撲で抜け出して快勝。重賞初制覇を果たした。タイムは1分22秒0。モーニンはこの勝利で【フェブラリーS】の優先出走権を手に入れた。レースはシゲルカガが先行。タガノトネールが2番手、その後ろにレッドファルクス、グレープブランデーと並び、人気のモーニンも外から好位を追走。直線に向くとタガノトネールが抜け出しを図るが、モーニンが並びかけて、楽に先頭に立った。ゴール前はタールタンに迫られたものの、内容としては完勝。堂々の勝ちっぷりで重賞初Vを飾った。1/2馬身差の2着は6番人気のタールタン。さらに1馬身3/4差の3着には10番人気の8歳馬グレープブランデーが入った。
 勝ったモーニンは終始余力のある走りで、完勝だった。距離も1400mの方がいいのだろう。ただ追い込みが決まる府中1400mでこれだけ走れば【フェブラリーS】も有力。強い馬が数頭いるが成長も考えると楽しみだ。2着タールタンは8歳馬ながらよく頑張っている。距離も14000mがいいのだろう。まぁルメールだからというのも・・・。3着グレープブランデーは最近良くなってきてはいたが、今回の走りを見ると復活とみていいだろう。距離は最近懸かり気味になるので今回の1400mが良さそうだが、【フェブラリーS】の勝ち馬、ひょっとしたらひょっとするかも・・・。逆にちょっと情けなかったのが4着タガノトネール。勝ち馬にマークされたとはいえ、粘りが足らなかった。休み明けの影響もあったのかもしれない。が。前で決まったレースで5着に追い上げたアンズチャン。この馬のレースはできた。展開さえ嵌ればこのクラスでも十分やれるのを証明した。
 モーニンは、父Henny Hughes、母Giggly、母の父Distorted Humorという血統の米国産馬で、馬場幸夫氏の所有馬。通算成績は6戦5勝。重賞初勝利。石坂正調教師、戸崎圭太ともに【根岸S】は初勝利。
 一方、京都11Rで行われた【第21回シルクロードS】。勝ったのはこちらも僕が本命に推した浜中俊騎手の2番人気ダンスディレクター(牡6歳・笹田和秀厩舎)。得意の京都でイン追走から末脚を披露し、抜け出して快勝。待望の重賞初制覇を果たした。タイムは1分7秒9。レースはローレルベローチェが先行。離れた2番手にセカンドテーブル、アクティブミノル、ネロが好位につける。ダンスディレクターも直後のインを追走して、人気のビッグアーサーは中団の外からレースを進めた。ローレルベローチェは直線に入っても粘ったが、ロスなく運んだダンスディレクターがローレルベローチェを鮮やかにかわし去り、1馬身1/2差をつけて快勝した。2着は5番人気のローレルベローチェ。さらに1馬身1/2差の3着には11番人気の伏兵ワキノブレイブが入った。
 勝ったダンスディレクターは唯一心配だったスタートも決まり、強い競馬だった。気性的にも成長しているし、今後も楽しみの一頭だ。2着ローレルベローチェは自分の競馬はできた。ただ3コーナーで頭を上げていたので、そのあたりを今度修正すればもっと粘れるだろう。3着ワキノブレイブは嵌った感があるが、これだけ走っても不思議ではない馬。最近の小牧の騎乗は、人気馬騎乗は少ないものの、全盛期に近い迫力がある。4着セカンドテーブルは今後面白いかもしれない。1200mがいいのかも・・・。問題の5着ビッグアーサーだが、藤岡健調教師は外枠が敗因といっていたが、それにしては負けすぎのような気がする。月一回の使いすぎなのか、力が期待するほどないのか・・・。今後は休みを入れない限り疑ってかかってみたい。
 ダンスディレクターは、父アルデバランII、母マザーリーフ(母父SS)という血統。北海道新ひだか町・藤原牧場の生産馬で、太田珠々子氏の所有馬。通算成績は15戦6勝。重賞初勝利。笹田和秀調教師、浜中俊ともに【シルクロードS】は初勝利となった。

 昨日の【U-23アジア選手権】の優勝は正直驚いた。韓国には勝ってはほしいと思っていたが、負けると思っていた。また絶対負けないと思っていた【全豪オープン】の国枝慎吾、【リオデジャネイロ五輪】で4連覇を狙う女子58㌔級の伊調馨が負けた。やはり勝負ごとはやってみないとわからない。だから感動もするし面白いのだが・・・。しかし競馬はやっぱり当たらないと面白くないなぁ。  

 

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