人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

昨日の重賞回顧

2013-02-11 17:37:07 | Weblog

 昨日は知人との競馬観戦。久々ライブで重賞を観て少しワクワク感を感じた。また小倉も含めてメインレースすべて的中と言うことなかったし、【共同通信杯】の3連複を含めて万馬券も3本的中と好調だった。ただ知人の皆さんにいいところを見せたいがために、いろいろ馬券を買って収支はチョイ浮き。終わってからの反省会でほぼ勝ちは消えてしまいました。トホホ・・・。でも美味しいお酒でした。
 一日遅れだが、昨日の重賞を振り返る。まずは東京11Rで行われた【第47回共同通信杯】。勝ったのは僕が対抗に挙げた横山典弘騎乗の4番人気メイケイペガスター(牡・木原一良厩舎)。2番手から抜け出して快勝。重賞初制覇を成し遂げた。タイムは1分46秒0。衝撃の新馬勝ちを演じた素質馬が初コンビの横山典のエスコートにより見事に優勝を飾ったのだった。
 レースはラウンドワールドとクロスボウがやや遅れ気味のスタート。マイネルマエストロ、マイネルストラーノが予想通り先行態勢に入ると、外から勢い良くメイケイペガスターも2番手に並びかけた。マンボネフュー、ゴットフリートは前を行く3頭を見る位置で競馬を進めた。よどみなく流れて4角を回り、マイネルマエストロが失速すると2番手からマイネルストラーノとメイケイペガスターが先頭に立ち、手応えに勝るメイケイが抜け出すと、そのまま後続の追撃を振り切ってV。衝撃的な追い込みで新馬戦を制した素質馬が、新コンビの名手を背に重賞初制覇を果たした。1馬身1/2差の2着は僕が本命に推したゴットフリートで、3着には1/2馬身差でマイネルストラーノが健闘している。
 勝ったメイケイベガスターだが、新馬戦衝撃の勝利はやはりフロッグではなかった。折り合いさえつけばこのくらいは走れるという実力を見せ付けた。それもやはり横山典の手腕が大きい。折り合いさえつけば、距離は持つ。本番も楽しみだ。2着ゴッドフリートは差せると思ったが、最後は勝ち馬と同じ脚色となった。距離が1ハロン長かったのかも・・・。3着マイネルストラーノもしっかり競馬ができていた。これだけ走れば今後楽しみだ。4着ラウンドワールドは出遅れ、5着マンポネフューはまだ子供っぽい。
 メイケイペガスターは、父フジキセキ、母ストームホイッスル(母父ブライアンズタイム)という血統。北海道・社台コーポレーション白老ファームの生産で、名古屋競馬(株)の所有馬。通算成績は4戦2勝。重賞初勝利。フジキセキ産駒は先週の【きさらぎ賞】タマモベストプレイに続き2週連続重賞制覇。木原一良調教師、横山典弘騎手ともに【共同通信杯】は初勝利。木原師は’11年【新潟記念】ナリタクリスタル以来通算5勝目。横山典は【中山金杯】タッチミーノット以来今年2勝目、通算では141勝目となった。

一方、京都11Rで行われた【第106回京都記念】は武豊騎乗の6番人気トーセンラー(牡5歳・藤原英昭厩舎)が直線で鮮やかに差し切り、一昨年の【きさらぎ賞】以来となる重賞2勝目をマークした。タイムは2分12秒5。レースは予想通りビートブラックが先手を取り、ヤマニンファラオが2番手。2角からはショウナンマイティが外から進出して先頭に出る。そのまま4角を回って粘り込みを図ったものの、後ろにいたトーセンラーが直線半ばから1頭だけ違う脚いろで伸び、鮮やかに差し切って約2年ぶりの重賞勝ちを果たした。1馬身1/2差の2着争いは2番人気のショウナンマイティが粘るところを、最後に伸びてきた僕本命の3番人気ベールドインパクトがかわして確保。ショウナンマイティはクビ差の3着だった。
 元々前評判高かったトーセンラーだったが、久々に強いレースを魅せた。今週は豊の騎乗が光ったが、このレースもバッチリだった。まだまだ衰える年齢ではないし、まだまだ活躍できる馬。今後大きいレースでも面白い存在となった。2着ベールドインパクトは直線イマイチ手応えが鈍かった。叩かれて次はもっと反応が良くなるだろう。3着ショウナンマイティは折り合いを欠いたがそれで3着は力のある証拠。ひょっとしたらとんでもない馬かもしれない。4着ビートブラックはいい感じで行けていた。最後は58㌔が応えたのかも・・・。GⅡクラスなら穴空けそう。5着ジャスタウェイは気性も含めてまだ力が少したらないのかも・・・。ベールドと同じように注目していた6着カポーティスターもあれで伸びないところをみると、力不足ということだろう。
 トーセンラーは、父ディープインパクト、母プリンセスオリビア(母父Lycius)という血統。北海道・社台ファームの生産で、島川隆哉氏の所有馬。通算成績は16戦3勝。重賞はGⅢ【きさらぎ賞】に次いで2勝目。ディープ産駒はJRA重賞30勝目(【AJCC】ダノンバラード以来)。藤原英昭調教師は【京都記念】初勝利。武豊は’06年シックスセンス、’07年アドマイヤムーン、’12年トレイルブレイザーに次いで【京都記念】4勝目となった。藤原師もJRA重賞30勝目、武豊は通算277勝目となった。また、土日京都メーン制覇&【京都記念】連覇を果たした武豊は、今年最初の重賞Vで27年連続のJRA重賞勝ちとなった。

 今週も重賞が3レース。17日には府中で’13年GIレースの一発目【フェブラリーS】が行われる。簡単に【フェブラリーS】の出走予定馬を紹介する。
【フェブラリーS】・・・カレンブラックヒル(牡4・平田修厩舎)はデビューから、破竹の4連勝で【NHKマイルC】を制覇。ひと夏越えての【毎日王冠】では、有力古馬を撃破した。前走【天皇賞・秋】では、さすがに5着に敗れたが、それでも完成されたスピードを存分に見せつけた。今回は「初ダート」となるが最も注目を集める存在だ。ワンダーアキュート(牡7・佐藤正雄厩舎)は、半年ぶりの【JBCクラシック】でGI初制覇。その後、【JCD】2着、【東京大賞典】3着、そして前走の【川崎記念】でも2着。使い詰めではあるが、その実績は有力な一頭。復活してきたのがグレープブランデー(牡5・安田隆行厩舎)。’11年【ジャパンダートダービー】を制したあと、故障で約1年休養。戦線に復帰してもしばらく思うような成績を残せなかったが、冬場に入って【JCD】5着、前走【東海S】では中団追走から一気に抜けて3馬身差の完勝。3歳春に【ユニコーンS】で2着としており、コース替わりにも不安はない。ガンジス(牡4・矢作芳人厩舎)は、ダート通算8戦4勝、2着3回、3着1回とすべてのレースで馬券の対象となっている。前走【根岸S】でもゴール寸前まで先頭にいながら、勝ち馬の強襲に屈する形での2着。東京1600mも、昨秋の【武蔵野S】で2着。安定感抜群で目の離せない一頭。イジゲン(牡4・堀宣行厩舎)は、その【武蔵野S】の優勝馬。しかも、スタートで5~6馬身ほどの大きな出遅れをかましてしまい、絶望的な位置取りとなりながら、4角では早々に先団に取り付き、直線半ばで楽々と先頭に立って押し切る離れ業を見せている。前走【JCD】では、気性難が仇となってブービー15着(4番人気)に惨敗。東京1600mは2戦2勝と底を見せておらず再注目。シルクフォーチュン(牡7・藤沢則雄厩舎)は、昨年の2着馬。追込み脚質でその後は安定した成績を残せなかったが、暮れの【カペラS】では新コンビ・横山典を背に久々に末脚を炸裂させての復活優勝。距離延長となるここも展開一つ。その他、昨年の優勝馬テスタマッタ(牡7・村山明厩舎)や、ここへきて安定感が伴ってきた東京巧者のナムラタイタン(牡7・大橋勇樹厩舎)、さらにはGI7勝馬でダート界の大御所・エスポワールシチー(牡8・安達昭夫厩舎)など、目移りするほど多彩な顔ぶれが揃った。
 ちなみに僕の本命候補は前述の中から1頭とここに名前が挙がっていない馬を考えている。

 

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