人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

桜の季節に朗希が舞った!ゴールドレガシーも…。

2022-04-10 18:34:53 | Weblog

 令和の怪物が歴史的快挙だ。ロッテの先発・佐々木朗希(20)が、プロ野球史上16人目となる完全試合を達成した。巨人・槙原寛己が1994年5月18日の広島戦で達成して以来、28年ぶり16度目(16人目)となった。それもただの完全試合ではない。一回2死から五回を終えるまでにプロ野球記録となる13者連続奪三振も達成。最後は杉本を空振り三振。この試合19個の三振を奪った。これまでの連続奪三振のプロ野球記録は9人連続奪三振。阪急・梶本隆夫が1957年7月23日の南海戦で、東映・土橋正幸が1958年5月31日の西鉄戦で記録。佐々木朗は64年ぶりにプロ野球記録を塗り替えた。また、米大リーグの記録は「10」で、こちらも上回った。そしてこれまでの1試合の最多奪三振の記録は「19」。オリックス・野田浩司が1995年4月21日にロッテ戦で記録した(試合は1-2で敗戦)。佐々木朗はこの記録にも並んだ。とにかく凄い記録のオンパレードだ。それも松川とのバッテリーで記録したのが凄い。誰がなんと言おうと、今月の月間MVPは佐々木朗希で決まり!

 ゴルフの話。男子ゴルフのメジャー第1戦《マスターズ》第3ラウンド。2位から出た昨年覇者の松山英樹は2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの「77」とスコアを落とし、通算2オーバーの218で14位に後退した。首位とは11打差がついた。世界ランキング1位のS・シェフラー(米国)が71で回り、通算9アンダーで単独首位を守った。3打差の2位にC・スミス(オーストラリア)。昨年2月の自動車事故から復帰したタイガー・ウッズ(米国)は「78」で、7オーバーの41位となった。優勝争いはシェフラーとスミスの一騎打ちか。松山の失速にショックしている人も多いと思うが、クビの故障がありながらこのプレーは立派。松山にはぜひベスト5を目指して欲しい。
 国内女子ゴルフ《富士フイルム・スタジオアリス女子オープン》最終日。首位と2打差の3位から出た上田桃子(35)が1イーグル、3バーディー、2ボギーの「69」で回り、通算9アンダーで2021年5月の《パナソニックオープンレディース》以来のツアー通算171勝目、そして同年6月の結婚後初の優勝を遂げた。3打差の2位には、稲見萌寧(22)、西郷真央(20)、福山恵梨(29)、沖せいら(30)の4人が入った。首位から出た鈴木愛(27)は「78」と崩れ、通算2アンダーの21位、“桃子トリオの”大里桃子(23)、岸部桃子(28)は通算5アンダーの6位だった。ベテランの存在感を示した上田桃子。ただ一時期の圧倒的な強さというより、ゲーム運びが上手く勝ったといった感じ。ぜひこのゲーム運びのうまさでメジャーを獲ってほしいものだ。
 今日の競馬。阪神11Rで行われた【第82回桜花賞】は、川田将雅の7番人気スターズオンアース(美浦・高柳瑞樹厩舎)が中団馬群を追走すると、直線で先に抜け出したウォーターナビレラを一完歩ずつ追い詰めていき、ゴール前ハナ差交わしてゴール。前哨戦の【チューリップ賞】を快勝したナミュールや、2歳女王サークルオブライフなどの強豪を撃破し、見事“桜の女王”に輝いた。春のGIは3週連続の波乱となった。タイムは1分32秒9。ハナ差の2着には武豊騎乗のウォーターナビレラ(3番人気)、3着には僕本命のナムラクレア(6番人気)が入った。なお、1番人気のナミュールは10着、サークルオブライフは4着に敗れた。

勝ったスターズオンアースは陣営の努力の賜物だろう。負けた重賞の2戦は抜け出すとモタれるところがあったが、今回はキッチリゴール前で届いた。さすが川田だ。この根性は距離伸びても面白そう。2着ウォーターナビレラは完ぺきなレースだった。ただ一頭凄い根性の馬がいた。3着ナムラクレアも力は発揮した。昨日も書いたが、最後止まったところを見ると、やはりマイルは少し長そう。4着サークルオブライフは外枠がきつかった。それでも4着に来るのだから力はある。5着ピンハイは今後もっと強くなるかも…。直線スムーズさを欠いてこの結果は立派。
 スターズオンアースは、父ドゥラメンテ、母サザンスターズ(母父Smart Strike)という血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は6戦2勝。重賞は初制覇。【桜花賞】は高柳瑞樹調教師は初勝利、川田将雅は2014年ハープスターに次いで2勝目となった。

  今日の一口馬。阪神1R【3歳未勝利】(1200mダート・牝)にラブリアージェが出走。13番人気ながら優先出走権を確保する5着。レース後の北出調教師のコメントによると、パドックでは引き手に甘えて頼るように周回、馬場に出ると一気にテンションが高まってヒートアップ。ゲート裏でもかなり手を焼いていたらしい。そうした気性面の幼さをまだ随所に残っている現状で、距離を詰めてレースぶりがガラッと変わってきたのだから、能力は持っているはず。少し光明が見えたレースだった。次に期待する。そして嬉しい結果。阪神12R【梅田S】(1800mダート)に岩田望来騎乗で出走したゴールドレガシー。レースは、まずまずのスタートを決め、後方6番手のポジションで1コーナー。道中は馬群でじっくりと脚を溜めて3コーナーへ。馬群は比較的かたまったまま直線に入ると、手応えはよく、前にスペースができると瞬時に反応。馬群を縫いつつ、残り200mあたりからは外めに持ち出し、スムーズに加速。最後まで一完歩ずつグイグイと伸び、ゴール前では先に抜け出したライバルをキッチリとクビ差交わし切り1着でゴールした。昨年9月の新潟戦以来の通算4勝め。これでオープン入りを果たした。勝ち時計は1:52.1。鞍上の岩田望は「スペースができてからは非常にいい伸び脚でした。強い勝ち方でしたし、さらに上に行っても楽しみです。加えて、今日のような競馬ができるようなら距離の融通は利きそうですね」とのこと。平田調教師がゴールドドリームの後継と言っていた馬がようやくオープン馬に。昔の赤信号リーダーなみに「待たせたな!」

 

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