人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

桜花賞は内で死んだふり

2022-04-09 18:01:52 | Weblog

 メジャー第1戦《マスターズ》2日目。世界ランキング1位のS・シェフラーが7バーディ、2ボギーの「67」で回り、通算8アンダーまで伸ばして単独首位に浮上した。36ホール終了時点で後続に5打差をつけたのは大会史上5人目(1946年H・カイザー、1975年J・ニクラウス、1976年R・フロイド、2015年J・スピース)で、過去4人はいずれも優勝を飾っている。大会史上4人目の連覇を目指す松山英樹は19位から出て4バーディ、1ボギーの「69」でプレー。トータル3アンダーで初日首位のイム・ソンジェ(韓国)、2011年大会覇者のS・シュワルツェル(南アフリカ)、S・ローリー(アイルランド)と同じ5打差2位で大会を折り返した。僕が昨日の時点で優勝候補筆頭に挙げた20年大会優勝のD・ジョンソン、C・スミス(オーストラリア)らが2アンダー6位。C・モリカワ、前年2位のW・ザラトリス、この日「67」と巻き返したJ・トーマスらが1アンダー10位につけた。自動車事故による長期離脱から20年11月以来のツアー復帰戦に臨むタイガー・ウッズは4バーディ、6ボギーの「74」とスコアを落とすも、1オーバー19位で予選を通過した。R・マキロイ(北アイルランド)は世界ランク2位のJ・ラーム(スペイン)らとともに2オーバー23位。3年ぶり2回目の出場だった金谷拓実は3バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「74」で回り、5オーバー53位でカットラインには1打及ばず。B・ケプカとJ・スピースも6オーバー59位で予選落ちを喫した。初日19位と好スタートを切った世界アマチュアランキング1位の中島啓太(日体大)は5ボギー1ダブルボギーの「79」と崩れ、16番(パー3)で同ホール史上24人目のホールインワンを決めたS・シンクらと並ぶ7オーバー64位でフィニッシュ。6人が参戦したアマチュアでは中島とオースティン・グリーサーが最上位となったが、全員が決勝ラウンドに進めなかった。S・シェフラーの自信に満ちたプレーは圧巻。ただメジャー初制覇がかかる2日間は何が起きるかわからない。当然松山の2連覇にも期待したい。そしてT・ウッズの予選通過には感動した。タイガーには何とか無事に4日間プレーしてほしい。予選落ちの金谷、中島にはこれを糧にして頑張ってほしい。
 国内女子ツアーの今季第6戦《富士フィルム・スタジオアリス女子オープン》は第2ラウンド。鈴木愛が6バーディ・1ボギーの「67」をマーク。トータル8アンダー・単独首位に浮上し、昨年の《資生堂 レディス》以来となる通算18勝目に王手をかけた。トータル7アンダー・2位に大里桃子に。トータル6アンダー・3位タイには上田桃子、岸部桃子と“桃子トリオ”が首位に続くかたちとなっている。地元・埼玉県出身のルーキー・岩井明愛はトータル4アンダー・7位タイの好位置。史上最年少の3週連続優勝がかかる西郷真央、連覇を狙う稲見萌寧はトータル3アンダー・13位タイで決勝に進出した。一方で、岩井明愛の双子の妹・千怜、小祝さくら、原英莉花らは予選落ちを喫した。ずっと応援している西郷もまだチャンスはあるし、稲見の優勝も…。ただ今回は久々に鈴木愛の復活を期待したい。“桃子トリオ”も頑張れ!

 今日の重賞を振り返る。阪神11Rで行われた【第65回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S】は、鮫島克駿の9番人気メイショウミモザ(5歳・池添兼雄厩舎)が中団を追走すると、直線で内から力強く抜け出し、重賞初挑戦で初勝利。昨年8月に天国に旅立ったGⅡ2勝メイショウベルーガの娘が、【ヴィクトリアマイル】の優先出走権を獲得した。タイムは1分32秒8。半馬身差の2着には僕本命の1番人気アンドヴァラナウト、3着に昨年の覇者で2番人気のデゼルが入った。

メイショウミモザは、父ハーツクライ、母メイショウベルーガ(母父フレンチデピュティ)という血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は松本好雄氏。通算成績は26戦5勝。重賞は初制覇。【サンスポ杯阪神牝馬S】は池添兼雄調教師、鮫島克駿ともに初勝利となった。

 一方、中山11R【ニュージーランドT】は、武豊の3番人気ジャングロ(牡・森秀行厩舎)が逃げ切って優勝した。タイムは1分33秒5。スタート良く飛び出したジャングロが先手を奪うと、そのまま後続を引き連れて直線へ。外から1番人気のマテンロウオリオンが鋭く伸びて迫ってきたが、そこから二枚腰を発揮して1着でゴール板を駆け抜けた。ジャングロのオーナーは、大ヒット中のクロスメディアコンテンツ「ウマ娘 プリティーダービー」を手がける会社を傘下に持つサイバーエージェント代表取締役・藤田晋氏。オーナーもうれしい重賞初勝利となった。マテンロウオリオンはアタマ差の2着、さらに1馬身半差遅れた3着にリューベック(6番人気)が続いた。なお、1~3着馬は【NHKマイルC】の優先出走権を得た。

勝ったジャングロだが、展開が向いたとはいえ、粘り強い走りだった。武豊も絶妙な逃げだった。

ジャングロは、父More Than Ready、母Goodbye Stranger(母父Broad Brush)という血統の米国産馬。戦績は8戦4勝。重賞は初勝利。【ニュージーランドT】は森秀行調教師、武豊ともに1997年シーキングザパール、2004年シーキングザダイヤに次いで3勝目となった。

 明日の予想。まずは阪神メイン【桜花賞】。本命は1番ナムラクレア。2走前の【阪神JF】は出遅れても追い上げて0.5差の5着。決して力負けではない。その時が今回と同じ1番枠。1度経験してれば、それ以下の走りはないはず。浜中の腹の座った騎乗に期待する。この馬いずれはスプリンターで活躍すると思っている。相手は広く、3,8,10,12,14,16,17,18番。中山メイン【春雷S】は7番タイセイアベニール。後ろからの競馬が板について確実に終いはいい脚を使う馬。中山は得意だし、三浦との相性もいい。相手は2,5,8,10,12,13,15番。 

 明日の一口馬。期待のゴールドレガシーが阪神12R【梅田S】(1800mダート)に岩田望来騎乗で出走を予定。さすがにこのクラスになると骨っぽいメンバーが揃うが、オープン入りを期待している馬。ぜひ頑張ってほしい。もし勝てなければ、せめて馬券圏内で走ってほしい。もう一頭は阪神1R【3歳未勝利】(1200mダート・牝)にラブリーアージェが出走する。前走は北出師が松田に激怒した騎乗だったので論外。今回は大幅に距離を短縮して、弟子の亀田騎乗で挑戦。気性的には前向きで対応出来るスピードも持っているので、大激変を期待したい。アグネスデジタル産駒って地味でいい感じ。
 

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