2019年の馬券は《中山金杯》でいきなりハナ差で万馬券を逃すスタート。ただ《京都金杯》は5%UPの馬連的中し、一口のエングレーサーが勝利と悪い出足ではなかった。
今日の重賞を簡単に振り返る。中山11Rで行われた《第68回中山金杯》は、松岡正海騎乗の3番人気ウインブライト(牡5歳・畠山吉宏厩舎)が中団追走から直線は外めを伸びて重賞4勝目。単独トップハンデの58㌔もなんの、《スプリングS》と《中山記念》、2つのGIIを制した得意の中山コースでもうひとつタイトルを手にした。タイムは1分59秒2。半馬身差の2着には、早めにまくって長くいい脚で伸びたステイフーリッシュ(7番人気)、さらにクビ差遅れた3着に逃げ粘ったタニノフランケル(9番人気)、僕本命のアドマイヤリードがさらにハナ差遅れの4着だった。
勝ったウインブライトだが、中山はさすがに走る。58㌔も問題なかったし、参りました。2着ステイフーリッシュは外枠だったが、鞍上の判断で早めの動きで好走。内枠ならもう少し結果は変わったかも・・・。3着タニノフランケルは良く頑張った。展開の利があったとはいえ、良く頑張っている。
4着アドマイヤリードは良く走っている。やはり牝馬56㌔が少し応えたか・・・。
ウインブライトは、父ステイゴールド、母サマーエタニティ(母父アドマイヤコジーン)という血統。北海道新冠町・コスモヴューファームの生産馬で、馬主は(株)ウイン。通算成績は16戦6勝。重賞は2017年《フジテレビ賞スプリングS》、《福島記念》、2018年《中山記念》に次いで4勝目。《中山金杯》は、畠山吉宏調教師は初優勝、松岡正海は2011年コスモファントムに次いで2勝目とまった。
一方、京都11Rで行われた《第57回京都金杯》は、川田将雅騎乗の1番人気パクスアメリカーナ(牡4歳・中内田充正厩舎)が優勝。タイムは1分34秒9。3/4馬身差の2着は僕本命のマイスタイル(5番人気)で、さらにクビ差離れた3着にミエノサクシード(11番人気)が入った。
勝ったパクスアメリカーナだが、もともと素質の高い馬でようやく本格化の感じ。これなら力をつけながら、大きいところへチャレンジできるだろう。2着マイスタイルは良く走っている。勝ち馬が強すぎた。3着ミエノサクシードも良く走っているが、勝ち馬以外はどんぐりの背比べ。
パクスアメリカーナは、父クロフネ、母グローバルピース(母父SS)という血統。北海道新ひだか町・千代田牧場の生産馬で、馬主は(株)山紫水明。通算成績は8戦4勝。重賞は初制覇。《京都金杯》は、中内田充正調教師は初制覇。川田将雅は2016年以来、2勝目となった。
明日の予想。まずは京都メイン《シンザン記念》は3番ハッピーアワー。素質を期待してか戦績の割には人気がない。今回はじっくり馬を作れたとの話もある。相手は2,5,6,7,9,10番。中山11R《ポルックスS》は人気も6番テーオーエナジー。前走は強いの一言。ムラがある馬だが、岩田が中山まで来ての騎乗は素直に期待度を信じる。相手は1,3,4,8,11,12番。特に12番は砂で大変身する可能性もあるので、この馬からの馬券も・・・。
さぁ、今年の競馬の幕開け。何とかプラス収支で終えたい!