《大相撲初場所》千秋楽で関脇玉鷲(34)が平幕遠藤(28)を突き落とし、13勝2敗で初優勝を飾った。初土俵以来無休の通算1151回目となる一番は、玉鷲にとって最大級の緊張感だった。初優勝の重圧をはねのけた。34歳2カ月での初制覇は、年6場所制となった昭和33年以降では旭天鵬(37歳8カ月)に次ぐ2番目の年長初制覇となった。16年前、モンゴルから日本に遊びに来た当時18歳の玉鷲は、たまたま通り掛かった井筒部屋の窓越しに朝稽古が目に入った。迫力に魅了され、稽古後に同郷の鶴竜に思いを伝えたことで入門への道ができたという。初土俵から培ってきた15年分の心が試される中、苦労人が遅咲きの花を咲かせた。本当に見事!また今日第2子が誕生したというのも感動的ドラマ。玉鷲、おめでとう!
一方で、豪栄道に敗れた貴景勝の大関昇進は、相撲内容が良くないということで見送りとなった。個人的には昇進があっていいと思っていたのだが・・・。来場所は、貴景勝&玉鷲同時大関獲りとなる。楽しみだ!
2020年東京五輪マラソン代表選考会《グランドチャンピオンシップ(MGC)》への出場権が懸かる《大阪国際女子マラソン》が行われ、ファツマ・サド(エチオピア)が2時間25分39秒で優勝した。2位はすでにMGC出場権を獲得している小原怜(天満屋)で2時間25分46秒。4位の中野円花(ノーリツ)が2時間27分39秒で基準を満たし、MGC出場権を手にしたが、優勝候補の福士加代子(ワコール)は35.5キロ付近で棄権した。MGC出場権を獲得したのがたった二人(新しくはひとり)とは・・・。女子マラソンはどうなる!?
今日の競馬を振り返る。東京11Rで行われた《第33回根岸S》は、O・マーフィー騎乗の2番人気コパノキッキング(セン4歳・村山明厩舎)。4連勝で重賞を連覇し、《フェブラリーS》制覇に王手をかけた。その次走の鞍上はなんと藤田菜七子が予定されている。正直、馬自身距離が長すぎる気がするが、菜七子GⅠ初騎乗のDr.コパの演出は面白い。今日の優勝タイムは1分23秒5。3/4馬身差の2着はユラノト(3番人気)で、さらに1馬身3/4離れた3着にクインズサターン(5番人気)が入った。僕本命のサンライズノヴァは直線伸びず8着に敗れた。
勝ったコパノキッキングだが、距離延長も大丈夫だった。マーフィーもギリギリまで追い出しを待っての騎乗はさすがだった。ただ前出したように1600mは長い気がする。2着ユラノトもソツのない騎乗。今日は相手が悪かった。3着クインズサターンも頑張っているが、これが精一杯か・・・。8着 サンライズノヴァはどうしたのだろう。いつものパターンだったが・・・。
コパノキッキングは、父スプリングアットラスト、母セラドン(母父ゴールドヘイロー)いう血統。米国・R・マクドナルド氏の生産馬で、馬主は小林祥晃氏。通算成績は9戦7勝。重賞は2018年《カペラS》に次いで2勝目。根岸Sは、村山明調教師、お・マーフィーともに初制覇。
京都11Rで行われた《第24回シルクロードS》は、北村友一騎乗の1番人気ダノンスマッシュ(牡4歳・安田隆行厩舎)が、好位から抜け出して、父ロードカナロア(2012年)との父子制覇を達成した。タイムは1分08秒3。1馬1/4身差の2着はエスティタート(11番人気)で、さらにクビ差離れた3着にティーハーフ(12番人気)が入った。
勝ったダノンスマッシュは強い。レースは直線で前が詰まったが、外に切り替えてからの脚が凄かった。それに応えた馬も落ち着いていあつぃ、本番に向け収穫大。本番の超有力候補だ。2着 エスティタートは良く走って力を出し切った。ただ今日は相手が悪かった。3着ティーハーフには驚いた。9歳馬でこんなに走るとは・・・参りました。
ダノンスマッシュは、父ロードカナロア、母スピニングワイルドキャット(母父ハードスパン)という血統。北海道新ひだか町・ケイアイファームの生産馬で、馬主は(株)ダノックス。通算成績は11戦5勝。重賞は2018年《京阪杯》に次いで2勝目。《シルクロードS》は、安田隆行調教師は2012年ロードカナロアに次いで2勝目。北村友一は初勝利となった。
人気アイドルグループ・嵐が今日、来年末をもってグループ活動を休止するとファン向けのサイトで発表した。嵐のリーダー・大野智は活動休止について「自由な生活がしてみたいとメンバーに伝えました。5人で何度も何度も話し合った結果、休止させていただく結論に至った」とファン向けサイトで明かした。また暫くはこのニュースで持ちきりになるのだろう。