人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

魅力あるドミニカ

2005-12-09 22:37:23 | 競馬予想
 来年3月に開催予定の『第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』。大リーグ機構から先日この大会への出場要請受託者が発表された(アジア地区を除く)。日本では松井秀を除くメンバー29人(イチロー、井口、大塚ら)が発表され、あとは松井秀の返事に注目が集まっているが、大リーグから発表されたメンバーが凄い。
 まずは「アメリカ」だが、各メジャーチームのエース級がズラリ揃った。今年の防御率トップのクレメンス(アストロズ)を筆頭に22勝のウイリス(マーリンズ)、ナ奪三振王ピービ(パドレス)、そしてサイ・ヤング賞経験者のスモルツ(ブレーブス)、ジト(アスレチックス)、ハラデー(ブルージェイズ)、更に実力者バーリー(Wソックス)、ペティット(アストロズ)、シーツ(ブリュワーズ)らが名を連ねる。これなら1年間ゲームがあっても大丈夫なような先発陣だ。また救援には今シーズンメジャー最多47セーブのコルデロ(ナショナルズ)、ワグナー(メッツ)、リッジ(アストロズ)、イズリンハウゼン(カージナルス)とこれまた誰が出てきてもキッチリ抑えられる布陣だ。打線のほうもジーター(ヤンキース)、ボンズ(ジャイアンツ)、リー(カブス)、Cジョーンズ(ブレーブス)、バークマン(アストロズ)、ピエール(マーリンズ)、ダン(レッズ)とバランスがとれている。まさしく“野球版ドリームチーム”と言っても過言でもないチームになりそうだ。
 このアメリカに負けないほど魅力があるのが「ドミニカ共和国」。とにかくとんでもない打線になりそうである。ソリアーノ(ナショナルズ)、テハダ(オリオールズ)、プポルス(カージナルス)、オルティス(Rソックス)、ラミレス(Rソックス)、ゲレロ(エンゼルス)、ベルトレ(マリナーズ)とここまで30本塁打、100打点級の選手が並ぶ。つまり松井級、いやそれ以上の選手が7人もズラリと打線に揃うのである。またこれにまだアメリカか、ドミニカか出場国を決めていないAロッド(ヤンキース)が加われば、それはもう笑うしかない打線である。おまけにソーサ(カブス)がここにきて出場を声明したが、このままでは控え選手になりかねないのだ。しかし欠点もある。打線に比べ、投手陣が弱いのだ。今のところ計算できるのが、マルティネス(メッツ)とコローン(エンゼルス)の二人、そして抑えにはコルデロ(レンジャース)がいる程度。また捕手陣も弱く、35歳のカスティーヨ(前アスレチックス)に頼るしかなさそうなのだ。ただここまで選手層が厚い国である。まだ知らぬ選手が現われても不思議ではない。
  もう一国、「プエルトルコ」も侮れない。ドミニカほどではないにしろ、いい打線が組めそうだ。昨年まで4年連続100打点のベルトラン(メッツ)、今年3割30本塁打100打点のデルガド(メッツ)、名捕手I.ロドリゲス(タイガース)、イチローの憧れウィリアムス(ヤンキース)、クルーズ(ドジャーズ)、ロペス(レッズ)とバランスがいい。ただ打線に比べ投手陣がバスケス(Dバックス)、ピネイロ(マリナーズ)と薄いのが気になるが、ここに元キューバのエースヘルナンデス(ナショナルズ)が代表入りも希望しているし、ドミニカ同様に若手が現れれば・・・。
 この他にも「カナダ」20人〔ガニエ(ドジャーズ)〕、「イタリア」14人〔ピアザ(前メッツ)〕、「メキシコ」23人〔カスティーヤ(パドレス)〕、「ベネズエラ」15人〔アルフォンゾ(ジャイアンツ)〕と各国の出場要請受託者が、発表されたが、意外なところでは今季のナ・リーグ本塁打王のAジョーンズ(ブレーブス)は「オランダ」からの出場となる。
 最初はメジャーが協力的ではないような感じから、あまり期待はしていなかった『WBC』だが、これだけ選手が揃うとやはり面白いと思う。この中で日本がどこまで頑張れるかはわからないが、日本の試合以外も十分見所はありそうで、僕は是非「アメリカ」VS.「ドミニカ」のガチンコ勝負は観てみたいと思っている。
 では明日の予想。まずは重賞【中日新聞杯】。内国産馬のいいメンバーが集まった一戦。本命は2番ツルマルヨカニセ。ここ3戦GⅢで好走、中京でも2着の好走歴がある。ここは狙った一戦で橋口厩舎のダンス産駒の育成は抜群だ。相手には15番スターイレブン、1番シェイクマイハート、それに大穴として14番サンバレンティン。格上挑戦となるがスペシャルウイーク産駒は中京での複勝回収率がよく、NT系の牝馬との相性もいい。ここは一発があってもいい。阪神からは11R【ギャラクシーS】は人気でも9番ミリオンベル本命。“阪神1400mダートは内枠を疑え”である。故に7~8枠が有利なのだが、ミリオンのこの枠(6枠)なら大丈夫だろう。なんといってもブルーコンコルドと0.1差の馬だ。
 中山からは穴狙いで10R【黒松賞】。本命は10番アッパージーン。難解の一戦であるが、父アドマイヤボス産駒は短距離で活躍が目立つ。特に1200m芝の複勝回収率は140%を超える。8Rは9番ブーゲンビリア。父スペシャルウイーク産駒は福島1150mが全くの苦手、逆に中山の1200mは単勝回収率が300円を超える。つまり穴でこそ走るということだ。特にダートだと牝馬の方がいい成績を挙げている。ここは狙い目だ。中山4Rは6番コアレスキャスト。中山1800m芝のSS産駒は人気ほど信頼はない。またフジキセキ産駒も1800mより1600m、1200mの方がいい。よってここは血より経験をとってみる。
 今日はあと数時間後にW杯の組み合わせが決まる。決勝トーナメントに行くにはこの組み合わせが大事だが、どうせやるなら『死のグループ』に入ってもいいのではと思っている。果たして、運命の神様はどんなドラマを用意しているだろうか。
コメント (3)
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