吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

街が(戦) 最前線の西国と 列島が梅雨前線の日本で "前線“ の話

2023年07月24日 | Weblog
毎年のことだが  6月から7月にかけての梅雨期、日本(列島)の南岸に定常的に発生し、グズついた(雨)天気をもたらす前線を「梅雨前線」という。6月は10日前後(梅雨入り)から月末までの20日間と、 7月の7月20日前後(梅雨明け)までの計”6週間前後”停滞する前線。

毎年、本州より早目に梅雨期に入る沖縄の”梅雨が明ける”と 本州列島が”梅雨に入る”と言われていたが、ことし(2023年)は 大部違った。沖縄の梅雨期後半と関東や東北などの本州の梅雨入り期が 10日ほど 重なった。2023(令和5)年の関東甲信の梅雨入りは 6月8日頃で 梅雨明けは7月22日頃だ。

梅雨前線とは ”梅雨のころ”日本の南岸付近に ほぼ東西に延びて停滞する前線。前線の北側には ホーツク海辺りに高気圧が停滞して寒冷な空気を南に送り、南側では小笠原高気圧があって温暖多湿な空気を北上させるので、両者がぶつかる前線帯では 連日曇天が続き雨が降るのだという。

このように 気象的には 冷たい空気と暖かい空気の境目で、 地表と交わる部分を前線※というのだが、最近の”前線” は怖い。 戦争などでの”敵と戦う”現場や陣地などを” 前線”といい、敵に最も近い戦場を”最前線”と言ったりする。 ( ※この梅雨前線や停滞前線以外に、寒冷前線、温暖前線、閉塞前線、秋雨前線や不連続線などがある。)

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