吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

再び―誤表示、食品偽装、食材偽装。

2013年11月30日 | Weblog
ついこの間ブログした「誤表示と偽装表示に食傷の2013年秋」だが、また書かねば落ち着かない。あのトンカツの和幸が、いくら食べてもいいというせん切り山盛り”キャベツ”を使い回ししていたという。ご丁寧にサブの”漬け物”までもそうしていたというのだ。このところの野菜やキャベツの値段高騰に義憤してのハナシでもない。

むかしは、偽装や虚偽というと年金問題などの役所や政治資金などの政治家のハナシだった(2007年ごろ)のだが、いまは一流や老舗といわれるホテルやデパートのそれらしい。朝日新聞の調査(2013.11.29.朝刊)によると、日本ホテル協会に入っている247ホテルのうち98ホテルが、何らかの食材を偽装していたという。バナメイエビを芝エビと表示していたホテルは、98ホテル中60ホテルもあったという。

この芝エビや九条ネギは、偽装ではなく誤表示だったと釈明するにいたってはふさがった口が開かないのだ。産地や種別や銘柄などの食材偽装が多いのは、高級な料理や惣菜などを扱う高級ホテルや有名デパートや老舗旅館や料理店などで、多くの消費者の信頼を商売にしていたところだ。信頼を逆手に商売していたのだから呆れる。たまにしか利用することがない結婚披露宴や特別の立食パーティなどに出す料理食材を偽装していたに至っては、義憤を憶える。

食材偽装の前は、食品偽装に喧噪していた。ついこの間の「赤福」や石屋の「白い恋人」や博多っ子の「明太子」などの偽装は、賞味期限だった。昔の北海道雪印食品やミートホープは、「牛肉」がらみだった。フォルクスの成型肉非表示などカワイかったとばかり、牛脂注入加工肉を高級ステーキにしたり、ブランド牛肉にからむ偽装が多い。総生産量などから”ありえない”と想定できる九条ネギや伊勢エビなどの偽装にいたっては、”よくやるよ”の類だ。

2013年11月8日のブログをフォローする11月末日の朝でした。
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