日本人は特にその傾向があるらしいんだが、
だいたい久しぶりに会うと、必ず太ったの痩せたのと体型の話になる。
だいたい久しぶりに会うと、必ず太ったの痩せたのと体型の話になる。
痩せてる方は気分よかろうが、そうでない側はそうでもない。
痩せてるからといって、なんで見下ろしてくるんだろう。
普段、いろいろ我慢して頑張ってる分、
ここぞとばかりに他者の不摂生を上からたしなめ、
健康を心配するフリして「歳の割にはイケてる自分」を遠回しにアピールし、
優越感に浸りたいのか。
「痩せてる、若い、変わらない」
みんなそんな風に言って欲しそうな顔だ。
痩せてるからといって、なんで見下ろしてくるんだろう。
普段、いろいろ我慢して頑張ってる分、
ここぞとばかりに他者の不摂生を上からたしなめ、
健康を心配するフリして「歳の割にはイケてる自分」を遠回しにアピールし、
優越感に浸りたいのか。
「痩せてる、若い、変わらない」
みんなそんな風に言って欲しそうな顔だ。
「え〜、そんなことないよ〜、もう全然肥っちゃって〜」
帰ってくるセリフも決まってる。
でも正直、そういうやりとり、もう面倒くさいぞ。
もちろん、悪気はないのだろうけれど、
帰ってくるセリフも決まってる。
でも正直、そういうやりとり、もう面倒くさいぞ。
もちろん、悪気はないのだろうけれど、
例えば子供を産んだりだとか、病気治療や投薬の影響だったりとか、
人にはそれぞれ事情があるので、
あんまり不用意に見た目だの体型だの、
無神経な話題は避けるべきではないのか。
だいたい、見た目しか話題がないなんて脳味噌貧困なのバレバレじゃねえか。
だいたい四十を過ぎて見た目どうこうなんてスケベ心、みっともねんだよな。
見た目の若さにしがみつこうだなんて落ち目の証拠だよ。
十代二十代から見ればただのちょっとイタイおっさんおばはん。
一部マニアを除きほぼ完全射程外。
斜め上からの自撮りとか、飛ばしまくったプロフとか卒業しなさいっての。
ついでに言うと、芸能人の誰それは何歳でもどうだの、
産後なのに細いだの、諦めちゃダメだの、アホかと思う。
そもそも比較対象がおかしいだろ。
商品価値の維持に全てのパラメータ振り切れる富裕層の経営努力と、
生活維持に疲弊し見た目など任意項目のひとつに過ぎない一般人を、
一緒にすんなと。
じゃあ何か、おまえは村田兆治を引き合いに、
還暦過ぎて135キロの直球投げられると思うのかと。
110キロ超のフォーク投げるのかと。
全員マストで三浦カズで山本昌かと。
えなりかずきは逆だろと。
白木みのるは…もうようわからんよと。
…ああ、もちろん、おれには考慮すべき事情もクソもないけどな!
ああそうだよ、タダの過食と運動不足だ!
…うるせえ!!説教すんじゃねえ!
この体型ファシストどもめ!
デブに人権を!
ああそうだよ、タダの過食と運動不足だ!
…うるせえ!!説教すんじゃねえ!
この体型ファシストどもめ!
デブに人権を!