この本も空港の本屋で買った。
山奥で、稲作を主体にした農業では成り立たず、人口が減り、集落として持続していくことができなくなりつつある地区に、
たまたまやってきた企業コンサルの青年実業家が、
自分のハウツーを注ぎ込んだり、農業について学びながら、過疎化に悩む集落を再生させていく物語。
かなり軽いタッチで書かれていて、漫画風だ。
リアリティーより都合のよさが優先されている。
登場人物の設定や活躍もうまくいきすぎ。
しかし、どこかの村でこうした成功例があったことを見聞きしているので、まったくの夢物語にしか思えないということもない。
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限界集落株式会社 (小学館文庫) |
黒野 伸一 | |
小学館 |
続編も書かれているので、それなりに評判が良かったか、売れるかしたのだろう。
ただ、現実はこんなに甘くないし、農業も畜産ももっと複雑でたいへんなもんだ。
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私は漫画チックな小説ではなく、こちらの方にもっと現実味を感じた。
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入院馬は帰って行った。
肢の痺れと痛みもずいぶん良くなっていた。
今日は、1歳馬の飛節OCDの関節鏡手術。
午後は、2歳馬の種子骨骨折の関節鏡手術。
まぁ、はとぽっけからすれば、ぽんぽん痛いおんまさんの大きな腸管に一人で治療にあたるhig先生もにたようなイメージなんですけど。死んじゃうかもしれなかったおんまさんが一夜で生を得て帰る。おんまさんの姿を想像するだけで、今日もいい夢みれそうです!
うまくやっても結果が良くなくて凹むことも多いですけど。