真夜中のドロップアウトカウボーイズ@別館
ピンク映画は観ただけ全部感想を書く、ひたすらに虚空を撃ち続ける無為。
CALENDAR
2013年4月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
前月
翌月
ENTRY ARCHIVE
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月
2023年07月
2023年06月
2023年05月
2023年04月
2023年03月
2023年02月
2023年01月
2022年12月
2022年11月
2022年10月
2022年09月
2022年08月
2022年07月
2022年06月
2022年05月
2022年04月
2022年03月
2022年02月
2022年01月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年09月
2021年08月
2021年07月
2021年06月
2021年05月
2021年04月
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
RECENT ENTRY
実録 (秘)通勤痴女日記
東京秘密ホテル けものの戯れ/DMM TV戦
絶倫探偵DX 愛と淫慾のバイブ
タクシー野郎 夜の淫花/DMM TV戦
幼な妻 絶叫!!
痴女昇天/DMM TV戦
欲情セレブ妻 いやらしい匂ひ
女子大生 三日三晩汗だらけ
女子学生 危険な遊戯“あそび”/楽天TV戦
巨乳令嬢 何度もイカされたい
RECENT COMMENT
ドロップアウト@管理人/
本番熟女 急所責め
通りすがり/
本番熟女 急所責め
ドロップアウト@管理人/
い・ん・び/ex.DMM戦
はる/
い・ん・び/ex.DMM戦
ドロップアウト@管理人/
実録ソープ嬢スキャンダル 裂く!
植木等/
実録ソープ嬢スキャンダル 裂く!
ドロップアウト@管理人/
実録ソープ嬢スキャンダル 裂く!
植木等/
実録ソープ嬢スキャンダル 裂く!
ドロップアウト@管理人/
三十路家政婦 いかせ上手
通りすがり/
三十路家政婦 いかせ上手
RECENT TRACKBACK
CATEGORY
あ行
(127)
荒木太郎
(74)
池島ゆたか
(113)
小川欽也
(80)
か行
(309)
加藤義一
(68)
小林悟
(69)
さ行
(302)
関良平
(3)
関根和美
(101)
た行
(113)
竹洞哲也
(76)
友松直之
(23)
な行
(59)
中村和愛
(6)
新田栄
(127)
は行
(99)
浜野佐知(的場ちせ)
(132)
深町章
(129)
ま行
(28)
松岡邦彦
(31)
森山茂雄
(11)
や行
(114)
山﨑邦紀
(62)
主に渡邊元嗣と、わ行
(138)
一般映画、雑記
(89)
索引
(20)
BOOKMARK
m@stervision
説明無用、日本最強のピンクス。但し、もう建物をお出になられた
新約ピソポソ
2007年九月で消滅した旧本館より継続して使用中の掲示板です
エクセスフィルム
全面刷新したエクセス公式サイト
駄楽ひまなときブログ
行きつけのお店のブログ、下戸なのに。しかも閉めたんだけどね
ツイッタ
戯れに呟いてみたりもする
友松直之のブログ
友松直之監督のブログ、激しくエモーショナル
影への隠遁Blog
山﨑邦紀監督のブログ
To Live and Die in Tokyo
歴戦のピンクス、キルゴア二等兵氏のブログ
こびりつき映画記
サイボク氏のブログ、ピンク映画に関するエントリー多し
BATTLE BABES HC
SHIN氏のブログ、ピンク映画啓蒙運動も展開中
横浜のロマンポルノファンのブログ
そのまんまです
MY PROFILE
goo ID
dropoutcowboys
性別
都道府県
自己紹介
福岡市在住のピンクス。ピンクスとは、ピンク映画愛好の士、を意味する造語である。
仮名遣ひは正仮名を使用。
SEARCH
このブログ内で
ウェブ全て
URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)
巨乳編集長 やはらかな甘み/DMM戦
山﨑邦紀
/
2013年04月03日
「
巨乳編集長 やはらかな甘み
」(1999/製作:旦々舎/配給:大蔵映画/脚本・監督:山邦紀/撮影:岩崎智之・藤井昌之/応援:橋本彩子/照明:上妻敏厚・荻野真也/応援:河内大輔/編集:《有》フィルム・クラフト/音楽:中空龍/助監督:田中康文/応援:松岡誠・横井有紀/制作:鈴木静夫/スチール:岡崎一隆/録音:シネキャビン/現像:東映化学/出演:河野綾子・風間今日子・吉田祐健・石川雄也・やまきよ・村上ゆう)。
徐々に与へられる諸情報を煩はしくなる故前後はスッ飛ばして筆を進めると、ジョイトイ屋とはいへ、移転したものでなければ「
ラブピースクラブ
」(1996年開業)ではなく「Dream Shop 夢の城」、パッキパキに照明の当てられた店長・サボテン(河野)の御満悦な表情を抜いてタイトル・イン。マドンナメイト文庫を主戦場とする、自称どエロ小説家の雄豹(やまきよ)がカタカタと執筆中。それはワープロなのかPCか知らんけど机上に威容を誇る、早過ぎる時代の流れを窺はせるガジェットの巨大さに驚かされる。夜中になると無性に食ひたくなるカップ麺を雄豹が啜つてゐると、妻の村上ゆうが起きて来る。日と所変りマドンナメイト編集部、サボテン店長改めここではマドンナ編集長(だから河野綾子)はオーナーの愛人で、前編集長の種馬(石川)は目下その下に甘んじてゐた。種馬から手を出す形で火蓋を切る一戦はビデオカメラに捉へられてをり、病的な潔癖症につき自室から外に出られない梟オーナー(吉田)が、風間今日子と乳繰り合ひつつ監視する。改め気付いたが、大概特異な劇中世界に放り込まれてなほ、更に独特な存在感を誇示する祐健はとなれば何処の組でも何時も通りの祐健だ。編集部に雄豹先生が原稿をフロッピーで持つて来ると、マドンナは種馬を人払ひ、雄豹戦に華麗に移行する。河野綾子と風間今日子、巨大なオッパイの大山脈が壮観な併走する二戦経て、建物から出て来る村上ゆうの静謐なカット挿んで、村上ゆうは精子の数が少なく女を妊娠させることが出来ないといふ、衝撃の検査結果を雄豹に叩きつける。動揺を隠せない雄豹に村上ゆうが追ひ討ちをかける、「次の世代の新しい生命を生むことは、人間の崇高な義務よ」、「女を妊娠させられないやうな男は、もう男ぢやないよ」なる保守的な男女観は、こと敵が旦々舎とあつては殊更奇異に映る。ともあれ、都会のジャングルを駆け抜ける雄豹気取りの雄豹は忽ち自信を喪失し、果てには書けなくなつてしまふ。
前後を薔薇族が挟撃する、山邦紀1999年ピンク映画全三作中第二作。野性のタフガイを自任してゐたつもりが、思はぬ事実に呆然と立ち尽くす雄豹の姿は、順序的には逆なのだが今にして思ふと「
社長秘書 巨乳セクハラ狩り
」(2007/主演:安奈とも)に於ける、砂漠に屹然と獲物を狙ふコヨーテといふ自画像と、周囲の評価―と思ひ込んだ妄想―とのギャップに壊れて行く池島ゆたかを連想させる。ケロッと筆を滑らせてしまふが最終的にはサボテンにアナルを開発された雄豹が、女装エロ作家として開眼するだなどといふ着地点はケッサクで、菊穴に捻じ込まれたディルドーに終に達した雄豹即ちやまきよ(a.k.a.山本清彦)が安らかに涙を流すカットには、単なる色物の枠内に止(とど)まらない正方向のエモーションが満ちる。そこまではいいとして、資本の論理だけはエロ本は駄目である、あるいは男女共々の“変形”。風間今日子が抜群の安定感で適宜投げる挑戦的な視座は、本当に風呂敷が拡げられるばかりで清々しく未消化のまま、映画は河野綾子と風間今日子を向かうに回しては流石の祐健も劣勢は否めない、劇中二度目となる大巴戦の重厚な勢ひで堂々と振り逃げる。頗る魅力的なキャラクターの梟オーナーも、結局無菌の自室から両義的に微動だにしない。物語に本位を置くならば物足りなさも残す反面、河野綾子と風間今日子の何れもタフな濡れ場には尺もタップリと費やされ、オッパイ海でのダイビングには最適の一作。オッパイの山だ海だと、俺は自分で抜いた底に落ちて消滅すればいいのに。
コメント (
0
)
|
Trackback ( 0 )
goo ブログ
編集画面にログイン
ブログの作成・編集
gooおすすめリンク
おすすめブログ
@goo_blog
【お知らせ】
ブログを読むだけ。毎月の訪問日数に応じてポイント進呈
gooブロガーの今日のひとこと
訪問者数に応じてdポイント最大1,000pt当たる!
goo blogは20周年を迎えました!