大型プリンター


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

大きな画像

会社で使っている大型プリンターが壊れた。
表示窓にエラーコードが表示されて、それきり動かなくなってしまった。
早速サービスに連絡して状況を伝えた。

かれこれ7年ほど使っている。
というか、滅多に使わない(笑)
展示物を印刷する時や、お店から頼まれて大きなポップを作る時にのみ稼働する。

そのため1、2ヶ月に一度程度、ポスターを数枚印刷する程度だ。
B0ノビの大きさに印刷できる。
ロールの用紙幅は1.1mくらいだ。

このプリンター、けっこう高額である。
確か100万円近くしたはずだ。
稼働率を考えるとコストパフォーマンスは恐ろしく低い。

その上インクカートリッジがひとつ数万円して、しかも印刷面積が大きいのであまりもたない。
全色一度に交換したら十数万円かかる。
維持費も馬鹿にならないのだ。
よく得意先などから印刷を頼まれるが、多分ポスター1枚あたり数千円かかっている。

故障であるが、サービスに聞いたところ、ある基板が発するエラーらしいが、補修パーツがあるかどうか・・という。
もう保証期間も補修部品の保有期限も過ぎているのだ。
調べてもらったところ、エラーの出ている基板自体の在庫はみつかった。
しかし過去の例から言って、原因は別の箇所にあり、その基板が故障を察知してエラーを出していることが多いようだ。
そのため基板を新品に交換しても、故障が直る確率は低い・・という。

基板交換を試しただけで修理費が数万円かかるがそれでもやってみるか・・と脅すようなことを言う。
直る確率が低いならやる気にはならない。
ではどうしたらいいのか・・・

いくら使用頻度が低いと言っても、無いと非常に困る。
展示物が作れなくなってしまう。
コストパフォーマンスを考えると馬鹿馬鹿しいのだが、このプリンターは必要なものなのである。
僕がいい顔をしないのを見て、メーカーがこれでどうかと、値引きできる型落ちの機種で見積もりを作って持ってきた。
数十万円でかなりお買い得にはなっている。

仕方が無いので新たに購入することにした。
もっと高価な写真印刷用というのもあるが、ポスターの印刷にしか使わないのでそんなに高性能なものはいらない。
契約書に判を押すと、翌週には業者が来て新しいものに入れ替えていった。

実は大型プリンターは今回が4代目なのだ。
最初に買ったのは20数年前だが、当時はデータの伝送速度があまりに遅くて、印刷するのに夜中までかかったりした。
今の機械はそんなことは無いのだが、過去の辛い体験から大型プリンターがあまり好きにはなれず、これまでは離れた部屋の奥の方に追いやっていた。

しかし社員から、デザインスタジオでもないのに、こんなに立派なプリンターはどこにもあるわけではないから、もっといい場所に置いた方がいいという意見が出た。
そこで今回はショールームにドンと設置することにした。
確かに立派に見えるようで、来客の多くから質問を受ける。
まあインテリアとしての効果もあるということだ(笑)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

完結


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

大きな画像

「ある依頼」で4回に渡ってここに書いた本がやっと米国から届いた。
早速梱包を開けて中身をチェックする。
3冊まとめてエアキャップにくるまれて箱に入っている。
どうやら問題なさそうだ。
とりあえずほっとした。

新品では無いが、状態はまあまあである。
1冊だけ裏表紙に折り目が入っていた。
30年も前の本だから仕方がないだろう。
3冊それぞれに伝票と発送者からの簡単な手書きのコメントが入っている。
売る方もなかなか大変である。

それから本の依頼主であるウエスタン関係の知人に電話をかけた。
3冊が無事届いたことを伝えたところ、非常に喜ばれていた。
どうも楽しみに待っておられたようだ。

3冊を梱包しその方の自宅に発送する。
予算オーバーしてしまったが、こちらも勉強になったので、今回は超過分は僕が負担することにした。
その事を手紙に書き同封した。
まああれだけ喜んでおられるのだから、それでいいでしょう(笑)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

沿革


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

大きな画像

会社の歴史について、詳しく書く必要が生じた。
いわゆる沿革である。
古い書類が無いか探してみたが、なかなかみつからない。
この数年のことならまだしも、何十年も前の資料となると、ほとんど残っていない。
何度か引っ越しているので、その際に大半が失われてしまった。

いや、実はこの数年の話でさえ、あやふやなことが多いのだ。
時代の変遷が早くて、それに応じてこちらも変わっていかなければならない。
数年前にやっていたことが、あっという間に「過去の話」になってしまう。
恐らくそれが理由で、記憶からどんどん消されていくのだ。

増してや僕が生まれる前の話なんて、事実上調査は不可能である。
何しろ当時を知る人のほとんどが生きていないのだ。
唯一母親が当時(60年くらい前)のことを知っているが、その記憶とて完全とはいえない。
たとえ覚えていたとしても、その時の母親の立場から見た内容となる。

文書にするとなると、具体的な年を書く必要があるが、それがかなり難しい作業であると分かってきた。
会社の設立日など登記されていることならわかっても、何年にどこと取引を開始したとか、いつその製品を開発したとか、そういうことは記憶に頼るしかない。
帳簿を見れば分かると言っても、何十年も前の書類など残っていない。
結局は「この頃のはずだ」というあやふやな数字にするしかない。

何日かかけて、何十年にも渡る沿革が出来上がった。
縦にグンと長い年表である。
さすがにこれだけ歴史があると、なかなか見応えがある。

決して順風満帆の日々であったわけではない。
大変な思いを繰り返した、まさに血と汗と涙の歴史である。
その日々を実際に体験した人達に見せると、読んでいるうちに一様に無言になる。
懐かしさばかりでなく、どこか辛さや悲しさも感じているようだ。

沿革に書いてあることは、表面上のいわば「きれいごと」ばかりである。
しかしその裏では様々な出来事があった。
いろいろな人の顔が思い浮かぶ。
亡くなった人、問題を起こしてやめていった人、裏切った人、突然行方不明になった人・・・

多くの人の人生が交差し、通り過ぎ、そして消えていった。
今ここにいるのは、それらを乗り越えて残った人だ。
表を見つめる顔の表情から、過去の出来事が走馬灯のように蘇っているのが分かった。
作り上げた一枚の紙が、とてつもなく重いものに思えた。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

頭文字A


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

大きな画像

このところ仕事で使っているメールアドレスに迷惑メールが沢山来る。
毎朝パソコンを開くたびに、百件以上来ている。
休み明けの日など、数百件来ていることもある。

すべて海外からのメールで、来るのは夜中が多いが、日中もポロポロと数十件入ってくる。
そういうメールのほとんどが、自動的に「迷惑メール」フォルダに振り分けられる。
メーラーのフィルターに引っかかるということは、公けに迷惑メールと認識されているものなのだろう。

大量の迷惑メールをしっかり弾いてくれるのは助かる。
とはいえまれに重要なメールが紛れ込むことがあるので、一応迷惑メールのフォルダも目を通す。
ざっと見て大丈夫そうなら、フォルダの中身を一気に削除してしまう。

とても不思議なのだが、メールの発信人の頭文字が「A」ばかりなのだ。
Aで始まる外国人の名前がズラーッと並ぶ。
いつかBに移るのかと思っても、その気配はまったくない。
ずっとAばかりが並ぶ。
たとえば100件くれば、95件くらいはAで始まる名前の発信者からのメールである。

試しに差出人名でソートをかけてみたところ、同じ名前の発信者から複数回送られてきていることがわかった。
総数が数百件でも、ひとりの名前から5~10通程度送られてくるので、発信者は20名ほどである。
それがすべてAで始まる名前なのだ。

同じ迷惑メールを送るにしても、何が目的でAの名前ばかり使うのだろう。
いろいろ考えてみたが思いつかない。
もしかして名前がAから始まる人は、本当に迷惑な人が多いのだろうか・・・
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ある依頼 4


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

大きな画像

数日かかり最後の3つ目の荷物が転送サービス会社に到着した。
同梱品の保管期限の30日まであと数日であった。
それを過ぎると保管料を取られる。

早速3冊の本の出荷依頼をかけた。
3冊を一梱包にして送ってもらうのだ。
翌日料金を知らせるメールが届いた。
それが予想していたものより高い。

内容を見ると、1アイテム毎に手数料が取られる仕組みのようだ。
2アイテム目以降は少し安くなる。
しかし何度も手数料を取ってしまったら、同梱出荷のメリットが薄れるではないか・・・

と文句を言ったところで仕方が無いので、すぐにPaypalで料金を支払った。
その翌朝には出荷連絡のメールとともにトラッキングNo.が送られてきた。
あとは到着待ちである。

これまでにかかった費用の一覧表を作った。
各アイテムごとの金額と円換算額。
換算レートも毎回変わってくる。

結局かなり予算をオーバーしてしまった。
一冊4千円くらいまででと言われていたのだが、実際にはあれこれと想定外の料金がかかり、一冊約6千円かかってしまった。
本自体は3千円前後で手に入れたのだが・・・
到着したら今度は僕のところから先方に送る国内の送料も加わる。

なかなか考えた通りにはいかないものだ。
この程度の価格の買い物は、送料の占める割合が大きくて、「お得」に買うことは難しい。
今回の場合は日本では手に入らないものだから仕方がないが・・・

それはそうと、まだ荷物は到着していない。
今度こそ、これでめでたく終了・・になってくれればいいのだが・・・(笑)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ある依頼 3


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

大きな画像

さて、売主からメールが届いてから数日経った。
トラッキング情報のステータスを見ると、いまだに最初の状態のままだ。
出荷したことになっているが、それはナンバー付きのラベルを発行したということで、実際に荷物が出たという意味ではないらしい。

一週間待ったがそのままなので、まだ何か起きているなと思い、こちらからメールで問合せをした。
「もう私の本を出荷してくれましたか? いつ頃到着するでしょうか?」
翌朝には先方から「すぐに調べる」という返事が来た。

そして先方から長いメールが来た。

・問合せを受けて驚いて、地元の郵便局に聞きに行った。
・荷物の捜索に約25分もかかり、ついに「引き取り手なし」のボックスの中に荷物をみつけた。
・局からは、もしかするとボックスに落としたかもしれない・・という説明があっただけであった。
・伝票はしっかり貼られており、荷物は無傷であった。
・彼らは特急扱いで出荷してくれるが、ステータスに反映されるのは少し時間がかかるかもしれない。
・この2ヶ月で同様の事故が3回起きている。
・心から謝罪する。あなたの忍耐強さに感謝する。

恐らく嘘ではあるまい。
水の被害があったという事だが、台風に襲われたのだろうか。
地域の郵便局も混乱している可能性はある。
・・と、好意的に見てあげる僕なのであった(笑)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ある依頼 2


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

大きな画像

すぐに方法を思いついた。
転送サービスを利用すればいいのだ。
3冊の本をそれぞれのお店から、いつもの転送サービス会社に送ってもらう。
まあ、誰でもそういう結論になるのかもしれないが・・・(笑)

米国内の送料はそれぞれ3ドル程度である。
オレゴンの転送サービス会社のロッカーに、3冊全部揃ってからまとめて出荷すれば、送料も一回分で済む。
というか、それが転送サービスの本来の使い方だ。

そこでアマゾンの登録住所を転送サービス会社のものに変えたところ、問題なく注文を受け付けてくれた。
後からわかったのだが、アマゾンで注文する場合は、いちいち転送サービスのサイトから荷物のデータを登録しなくても、アマゾンからの注文受付のメールを転送するだけでいいようだ。
そういう便利な仕組みになっているのだ。
知らなかったので、ひとつひとつ打ち込んでしまった。

そのうち二つはすぐに出荷された。
そして数日後にはオレゴンの転送サービスに到着した。
ところが1冊だけ対応が遅れている。
他の荷物が届いた頃になって、やっと輸送のステータスが更新されて出荷となった。

問題はそこからだった。
そのままステータスが1週間以上経っても動かない。
出荷されたままどこにも到着しないのだ。

仕方なく売主に荷物がどうなっているか問い合わせようとした時、先方からメールが届いた。
内容は次のようなものであった。

・出荷ラベルはプリントしたが実際には荷物はまだ出荷していない。
・販売しているアイテムが水害に遭い大変なことになっている。
・あなたの注文した本は被害リストには載っていないと思う。
・しかし3800ものアイテムを安全な場所に移動しているので混乱している。
・何とか今日中に探し出して対処するからもう少し待って欲しい。

自分のものを買ったわけではないが、そういう時に限っていろいろある(笑)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ある依頼 1


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

大きな画像

ウエスタン関係の知り合いから、洋書を米国から取り寄せてもらえないかと言われた。
何年も探しているが、手に入らない本が何冊かあるのだという。
もちろんウエスタン関連の専門書である。
僕は20年以上前に買って持っているが、確かに今となっては希少本なのかもしれない。

皆が探しているらしいが、ウエスタン好きは高齢の方が多く、往々にしてインターネットは不得意である。
ネットの検索で表紙の画像を見られても、購入方法が分からないという人もいる。
何年にも渡り、指をくわえて見ているだけだったようだ。
それなら一肌脱ごうと引き受けることにした。
まあ、探せばみつかるだろうと思ったのだ。

まずはeBayで検索した。
何冊か出品されているが、予想外に高い。
僕が買ったころは1冊2000円くらいであったが、今は1万円以上するものもある。
しかも日本までの送料が1冊ごとに数千円かかる。
これではトータルで何万にもなってしまう。
予算オーバーということで却下。

次に米国内の本屋を探したが、メジャーな本ではないので、まったくみつからなかった。
20年ほど前に僕がよく取り寄せていたウエスタン関連の専門店は、お店自体がもうなくなっていた。
もちろん日本国内のお店にはあるわけがない。

そこで米国のアマゾンを見たところ、中古で何冊か出ているのをみつけた。
古本だがほぼ新品の状態のものもある。
価格もeBayより安い。

早速注文しようとしたが、日本のアマゾンのIDを入力しても受け付けてくれない。
仕方なく米国アマゾンで新たにIDを作った。
意外にいろいろと手間がかかる。

ところが、いざ注文しようとしたところ、エラーになってしまい処理が進まない。
海外にも出荷してくれるようなことが書いてあるのだが、実際には対応していないようだ。
別々のお店から3冊買い物かごに入れたが、注文処理に進もうとしたら、3冊とも発注エラーになってしまった。
登録した住所が日本だからだろう。
さてどうしたものか・・・
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

多忙な日々


Z7 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

大きな画像

今日は仕事の上で一度にいろいろなことが起きて大変だった。
ただでさえ忙しいところに、次から次へと新しい問題が発生し重なっていく。
出来る範囲で対応したが、到底すべてを終わらせることなどできなかった。

明日も仕事が山のように残っている。
来週、再来週はさらに忙しくなる。
その上来月は年末だし、来年1月から2月にかけても大きな出来事が控えている。
何だか書いただけで疲れてしまった(笑)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

汚し


Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

大きな画像

そろそろ寝ようかと寝室に向かった時、玄関に並んでいるブーツが目に入った。
明日履こうと思い用意したウルヴァリンの1000マイルブーツだ。
貴重なアレン・エドモンズ製のモデルではなく、現在も普通に売られている製品である。
品質はほどほどなのだが、何故か履きやすくて今でも愛用している。

バーガンディのクロムエクセル製で、油をやりすぎて革がクタクタになっている。
比較的安価なブーツということもあり、普段からそれほど気を遣ってはいない。
雨の日に履いてそのまま放置したり、過剰にオイルを与えてみたり・・・
どちらかというと実験台にされてきた靴と言ってもいい。
そのためアッパーには艶が無く、バーガンディ一色ののっぺりとした色合いになっている。

ふと、この茶色いアッパーに、黒いクリームを塗ったらどうなるだろう・・と思った。
クロムエクセルは色に染まりやすいので、外観に何らかの変化があるはずだ。
実は前からやってみたかったのだが、一度やってしまったら元には戻せない。
そのため躊躇して実際にやることはなかった。
それが寝る直前に何故か急に実験してみたくなった(笑)

まずは油性のサフィールノワールのクレム1925の黒を摺り込んでみた。
しかし思ったほど色が浸透していかない。
そこで一度拭き取って、より強く染み込みそうなコロニル1909の黒を使うことにした。
墨汁みたいなベタッとした黒で、かなり浸透力が高そうだ。
タオルに付けて恐る恐る塗ってみると、じわじわとクロムエクセルに黒い色が乗っていく。
と言っても絵の具で塗るような直接的な感じではなく、擦っているうちにやんわりと黒いムラが付いていくのだ。

これはなかなかいい。
ゴシゴシ擦るので、表面に艶も出てきた。
革好きならゾクッとするような色合いに変わってきた。
ペンキを塗ったようにバーガンディ一色だったクロムエクセルに、表情と立体感が出てきた。

最初はトゥだけのつもりだったが、嬉しくなってしまい、サイドやヒールの方にも塗ってみた。
プラモデルの「汚し」のテクニックみたいで、靴がどんどんカッコよくなっていく。
存在感抜群になり、どこの靴だろうと二度見するような外観になった。

という訳で、調子に乗って夜中までかけてクリームを塗ってしまった。
お陰で今日は眠くて仕方が無い。
コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ