COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
茶色い靴
D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2
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出張先での仕事の時に、茶色い靴を履きたいと考えていた。
それを今朝Mrs.COLKIDに伝えたが、もう少し早く言って欲しいと怒られた。
月曜日には出発なので、準備する時間がない。
今までは黒かブルーの濃い色の上下ばかりで、当然靴も黒。
体型がカッコいいわけではないので、それ以外は着ないようにと、親からきつく言われて育ったのだ。
ところが長年その組み合わせなので、それに合わせたアイテムしか持っていない。
これを履きたいと思っているのだと、靴を持っていったら、余計に難しいことになった。
アレン・エドモンズのバーガンディのマックアリスターだ。
メルロー・バーニッシュド・カーフという色で、同じ茶色でもかなり赤みが強い。
非常に個性的で目立つ靴である。
まあ、そこが気に入っているのだけれど・・・
僕ではよくわからないので、鏡の前に立って、Mrs.COLKIDにいろいろ見てもらった。
まずズボンはダークグレーしかない。
たまたま昨年作ったズボンがひとつあった。
しかし今度はそれに合わせるジャケットがない。
古い上着まで何着も出してきて、とっかえひっかえ体に当ててみる。
どれもしっくりこない。
Mrs.COLKIDもだいぶ悩んでいる。
今から買いに行くか・・という話にまでなった。
しかし、20年ほど前に着ていたアルパカのブルーグレーのジャケットが、何とか合うことがわかった。
ワイシャツも難しい。
意外にワイシャツはいっぱい持っていて、誂えたものが沢山ある。
淡く色の付いているものや、モノトーン調のグレー、縞の入ったものなどあるのだが、どれもイマイチしっくりこない。
結局無難なところで白の無地と、縞の入ったワイシャツに決めた。
もちろんネクタイとの組み合わせで決めていったのだが、このネクタイが一番難しかった。
ネクタイ用のハンガーに何本も吊り下げたものを、Mrs.COLKIDが出してきたのだが、どれを当ててみても、何だかおかしい。
やはり黒、ブルー系を前提に選んだものは、グレー系にはしっくりこないことを痛感した。
結局、少し変わった質感のグレーのものと、赤みのある紫のものが、何とかいけるだろうということになった。
さてこうなると、ズボンベルトがない。
スーツ用は黒しか持っていないのだ。
アメリカのホルスターメーカーのものなら、数種類持っているのだが、幅があって作りがごつい。
Mrs.COLKIDは呆れ顔で、もうそれでいいわよと、だいぶ対応がいい加減になってきた。
そもそも普通は服を決めてから、靴を合わせるのに、何故あなたは逆のことをするのかと言われた。
僕の場合はお洒落でやっているわけではなく、単に靴が好きなところから始まっているのだから仕方が無い。
結局ベルトは新しく買うことにした。
すぐに三越に行って、紳士もの売り場でベルトを見せてもらい、コードバンのバーガンディのものを選んだ。
これならオールデンのコードバンにも合うだろう。
少し赤みが強すぎるのだが、まあ何とか使えそうだ。
全体に、合っていないわけではないのだが、完璧とも言えない。
80点くらいの感じで、微妙にフォーカスがずれているような気もする(笑)
茶色い靴が、こんなに難しいものとは思わなかった。
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