変り種


変り種を1枚・・・
得意のEL Nikkor 105mmを持っていったが、撮ってみたのはこれだけ(笑)
実にフラットで落ち着いた画質・・・

ただこのレンズは通常撮影にはまったく適さない(当たり前だが・笑)
手持ちのEL Nikkorの中では唯一無限遠が出る105mmだが、持っているボーグのアダプターを組み合わせて無限遠を出そうとすると、最短撮影距離が数メートル先になってしまうのだ。
この写真はホテルのベランダから足元を写したものだが、実はこれで目一杯最短距離だった(笑)
もちろん自動絞りは利かないから、開放(といってもF5.6だが)でピントを合わせてから、絞り込んで撮影することになる。

もっと大きな問題がある。
実は他のレンズの一部でも同じ現象が出ているのだが、とにかくフルサイズになってから、強烈なフレアに悩まされている。
太陽の方を向けなくても、どちらに太陽があるかわかるほど、白いモヤモヤが画面を侵食してくる。

このEL Nikkor 105mmF5.6もその代表格で、一般のレンズフードでは対処しきれず、画面に写るギリギリまで手をかざして撮っている。
それでもフレアが取り切れないこともあり、レンズを向ける方向によっては撮影不可能な場合もある。
これでは実用性にまったく乏しい。

それでもあえて挑戦することで、一捻りした写真が撮れるのだろうが、今はまだそういう段階ではない。
デジタル専用ではない古い設計のレンズの中に、そういう現象の出るものがあるのだろうが、とにかくレンズフードは必需品である。

D3 + EL Nikkor 105mm F5.6
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 色合い 気楽なお散歩 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。