復活


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

朝夕はまだ寒いが、日中は20℃前後まで上がるようになってきた。
4月ごろの陽気だという。
桜の開花もいつもより早くなりそうだと言っていた。
そろそろブーツから短靴に切り替えはじめている。


(iPhone 13 Pro)

またも久しぶりのトリッカーズである。
マスター・アンド・コーの別注品だ。
2013年に購入したが、あまり履くことが無く、箱にしまったままになっていた。
たまたまその箱が目に留まり、久しぶりに中から出して履いてみた。

英国製のロングウイングチップ・・・
グレインレザーの外観が気に入って、思わず買ってしまったのだが、どこか亜流のような気がして、次第に履かなくなってしまった。
その後オールデンをはじめ、アメリカ製のロングウイングチップをいろいろと入手したこともあり、出番が少なくなったのだ。

もうひとつ履かなくなった理由がある。
恐らく4444ラストを使っていると思われるのだが、通常のバートンなどと比べると、履き味にかなり違いがある。
一般的なカーフが、硬めのカリッとした質感なのに対して、このグレインレザーは少し柔らかくて粘り気のある感触になっている。
そこに硬くて重量級のコマンドソールを組み合わせているので、足にまとわりつくような独特の重さを感じさせるのだ。
最初はけっこう履いていたのだが、その重さが気になり始め、積極的には履かなくなっていった。

外観はカッコいいし、人からもそれどこの靴ですかと聞かれることが多い。
トリッカーズらしい丸っこさと、シボ革、ロングウイングの組み合わせが新鮮に見えるのだろう。
ウイングから先端部までが長いデザインの割りに、ボールジョイントの位置は合っていて、曲げ皺がウイングにかからない。

実は久しぶりに履いてみて、最初は以前と同じように重く感じた。
そこでシダスの薄手のインソールを入れてみたところ、それだけでかなり改善された。
靴の形自体は、足に合っているとは言い難いのだが、足がしっかり固定されることで安定したのだろう。
このシリーズは、いつも緩めのサイズを選んでいたが、この革(とソール)との組み合わせでは、隙間が無いフィティングの方がよさそうだ。

しかも羽根がしっかり開くようになった。
もうそれだけで、インソールを入れた価値があった(笑)
シダスのインソールで復活した一足と言えそうである。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« スムージー くしゃみ鼻水 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。